2010年9月アーカイブ

雑芸員!?旬の便り(彼岸)

一昨日は秋分の日、いわゆるお彼岸の中日。この間までの猛暑も和らぎ、めっきり涼しくなりました。“暑さ寒さも彼岸まで”の言い伝え通り、急に長袖のシャツにチェンジ

 “洗心の路”では、あいもかわらず猪(イノシシ)君が夜な夜な大運動会を開催中。木の実だけでは飽き足らず植物の根っ子や、はては土中のミミズまでもあさっています。これも、この酷暑で林野にエサが少ないからだそうです。

そんな中でも、洗心の路では彼岸花(ヒガンバナ)が、お彼岸に合わせちゃんと真紅の花を茎頭に密生させています。ヒガンバナは曼珠沙草(マンジュサゲ・マンジュサカ)とも呼ばれ、戦前には「長崎物語」と題し、ジャガタラお春を想って「紅い花ならマンジュシャゲ」と歌われ、またあの山口百恵さんも「マンジュシャカ」と歌っています。また、別名“死人花”“捨て子花”ともいわれ、当地方ではその鮮やかな花色からか、火災を招く花として家内に持ち込むことを禁じられています。

その他、秋丁字(アキチョウジ)が薄青紫色の上端が唇形の筒形の花をつけ、また秋明菊(シュウメイギク)が紅紫色や白色のキク形の花をつけています。尚、当地では白色の八重花のシュウメイギクも咲いています。そしてこの天候で、山ツツジが元気に帰り咲きもしています。また薄(ススキ)が穂をつけ始めています。

木々では、お隣韓国の国花である木槿(ムクゲ)が紅紫や白色の五弁花をつけています。

 ひがん花s.jpgあきちょうじ10s.jpgすすき10s.jpg

しょうめいぎく10s.jpgつつじ10s.jpgむくげ20s.jpg

 

雑芸員!?旬の便り(白露・9月8日)

台風9号一過やっと猛暑日が納まり、といっても例年よりは、はるかに厳しい残暑がまだ続いていますが、肌に心地良い秋風が吹き抜けるようになりました。この猛暑にあてられたのか、先日雑芸員は突発性難聴に見舞われ、10日間程入院加療し、“旬の便り”の更新が遅れましたことお詫びします。

とにかく、今年の異常気象が動植物へ与えた影響はことの他大きく、この暑さで山に充分なエサがないのか、イノシシどころかツキノワグマまで近くに出没。 “洗心の路”を散策する方々も用心の為、鈴を着用していただいています。

また今年よりも花の期間が長く、いつが走りか旬か不明です。現在、枝一杯に小さな花を密集させているのは山萩(ヤマハギ)で、白とピンクのコントラストがきれいです。また秋海堂(シュウカイドウ)はハート形の葉の上に淡紅色の単性花を開いています。林間では紅葉笠(モミジガサ)がモミジそっくりの葉の上部に白色の細長い頭状花を、水引(ミズヒキ)が赤色の小花をまばらに総状につける一方、銀水引(ギンミズヒキ)と呼ばれるものは白い花を斑入りの葉の上につけています。また藪蘭(ヤブラン)が淡紫色の花を密生させ、男郎花(オトコエシ)は例年以上に大きく成長し、白い花を枝一杯につけています。

そして、蝮草(マムシグサ)はパイナップル様の朔花を、山芍薬は白い清楚な花とは随分イメージの違う、濃い毒々しい紅色の朔花から濃紺の種子をのぞかせています。

 ハギ5s.jpgシュウカイドウ3s.jpgモミジガサ7s.jpgミズヒキ8s.jpgヤブラン9s.jpgオトコエシ2s.jpgマムシグサの実1s.jpgヤマシャクヤク20s.jpg