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11月9日(火)と10日(水)に1年生が「きこりプロジェクト」を行いました。この活動は、オロチの深山きこりプロジェクト実行委員会の協力を得て行ったものです。奥出雲町の里山保全を題材に、資源循環型社会の営み(地産地消)を林業体験を通して理解し、奥出雲町の将来を考えることを目的として行いました。
9日(火)は、もりふれ倶楽部(宍道町のふるさと森林公園学習展示館内)の方に、森林保全の必要性や奥出雲町の森林の状況、森林資源の活用状況等についてのお話を聞きました。奥出雲町は、島根県全体の中で、最も人工林の割合が高いというお話がありました。(人工林6割、自然林4割 島根県全体では、この割合が逆だそうです。)つまり、森林保全の活動が最も進んでいるということです。すごいですね。
10日(水)は、林業体験を行いました。9日に引き続いてもりふれ倶楽部の方、きこりプロジェクト実行委員会の方、森林組合の方等、多くの方にお世話になりました。作業は4つのグループに分かれて体験しました。体験した作業内容は、①材の積み込み(土場)、②ロープを使って抜倒(間伐)、③枝払いと採材・玉切り(造材)、④PCウインチ等を使っての集材(集材)でした。効率よく作業するための工夫や道具の存在を知りました。そして、このような作業を通して、森林保全が行われていることを学びました。
学校に帰ってからは、午前中の林業体験でお世話になったきこりプロジェクト実行委員会の方から、きこりプロジェクトの取組や間伐材から作ったチップが地元の温泉施設で利用されていることなどの話を聞きました。その後、きこりプロジェクトの振り返りを行いました。
途中、外を見たらきれいな虹がかかっていました。
きこりプロジェクトにご協力いただきました皆様、ありがとうございました。