どうも!
肉にはシンプルに
塩・コショウ派の院長足立です。
今回のテーマは塩
塩、つまりナトリウムは血圧が高くなるといわれ
いまだに減塩食が良いとされています。
しかし、
ナトリウムは体液の量を調節し
身体の構成単位である細胞の形を維持し
栄養の吸収や腎臓で尿を作る仕事に欠かせません。
また、ナトリウムが不足すると身体の機能を統合して
調整する神経系がダメージを受けますし、
脱力感、イライラ、食欲不振、精力減退、思考力の低下など
様々な障害があらわれます。
刑務所では暴れる囚人をおとなしくさせるために
塩抜きの食事を与えるということもあるようです。
このように生命の維持に必要なナトリウム=塩が
何故に悪者にされたのか?
それを説明する前に
疫学(えきがく)というものについて
説明する必要があります。
疫学とは
地域や職種などを限定して年齢、学歴、食生活や生活習慣の違い
などによって、病気の発生率にどういう分布の違いがあるかを
調べるという、簡単に言ってしまうとデータや統計の学問です。
この疫学というのが実に曲者で
●見方によって引き出される結論が違うこと
●統計から何かしらの結論を、しかも研究者の仮説に
都合のよいデータだけを参考にして、都合の悪いものを
無視することが珍しくないこと
●科学的な実験による裏付けがない、あくまで仮説であること
●個体差や例外については目を逸らすこと
が問題点として挙げられます。
さて、問題の塩ですが
これもまたアメリカです・・・
アメリカの高血圧学者、メーネリーの実験で
ネズミに1日20~30gの食塩を与えて
10匹中4匹のネズミが高血圧になったことから
塩=高血圧 減塩信仰がはじまったと思われます。
よく考えてください
確かに10匹中4匹は食塩によって
高血圧になったかもしれません。
しかし、他の6匹は?
これぞ疫学マジック 『無視』 です
また、塩は昔から食料を保存するために
使われ、特に東北地方ではその摂取量が
多いことから食塩が犯人にされてしまったこともあります。
これもまた疫学マジックで
食塩の平均摂取量が多い地域で
高血圧が多いというデータだけをみるのであれば
とりあえず、塩=高血圧といった
仮説は成り立ちます。
しかしながら、
実際、このときの調査では
個別に調べてみると、食塩の摂取量が少ないのに
血圧が高い人もいれば、食塩の摂取量が多いのに
血圧が低い人もいたという事実もあったそうです。
そして、同じ東北でもリンゴの生産地・青森では
高血圧が少なかったという事実もあったのです。
疫学マジック 『切り捨て』 です。
高血圧は原因が明らかでない本態性高血圧と
ホルモン異常などによって生じる二次性高血圧に分類されます。
日本人は前者の原因が明らかでない本態性高血圧が約9割
ここでも不思議に思いませんか
ほとんどの人が原因が明らかでない本態性高血圧なのに
なんで減塩するのでしょうか?
とりあえず誰でもいいから犯人をでっち上げてるようなものです。
確かに食塩の過剰摂取によって高血圧になる人もいます。
ただ、それが原因になっているケースは
100人のうちたった一人か二人といわれています。
逆に言うと
100人のうち99~98人は
減塩しても効果がないのです。
効果がないのに減塩をすすめ
降圧剤を一生飲み続けることを要求する
儲かるのは誰?