2011年2月アーカイブ

 2月3日水曜日、布勢小学校での自然クラブの様子です。

 前回に引き続きミクロの世界をのぞく「ちょっとだけミクロ-その2」なのですが、今回は海の砂を見てみるということで、島根半島の海水浴場の砂を見ます。

 

 「砂を見て何が面白いの?」

 と思う人がいるかもしれません。

 

 

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 島根半島の海水浴場の砂には、普通の岩片や鉱物からなる一般的な砂粒が少ない場合があり、生物遺骸(貝殻やウニのとげ・微小貝など)が非常に多く含まれる砂があります。

 コレを顕微鏡で見ると

 

砂.jpg  こんな感じに見えます。

 真ん中には、いっけんアンモナイトのような生き物が入っていますが、これは有孔虫(ユウコウチュウ)という生き物の殻です。なかにひとつ巻き貝の殻がありますが、これは大人になってもこの大きさにしか成長しない微小貝(ビショウガイ)の一種です。

 普通の砂は下のような感じです・・・・あまり普通でもないかもしれませんが、琴ヶ浜の鳴き砂です。

鳴砂.jpg

 透明な粒は石英(セキエイ)で、結構丸まっていまする。この砂粒同士がこすれることで「キュッキュッ」という音を出しまする。上の島根半島の砂と様子が全く違うことがわかります。島根半島の砂は「生物遺骸が多い=炭酸カルシウムが多い」ということになり、塩酸などの酸に漬けるとあっという間になくなってしまう場合があり、セメントの骨材としては使えないとのことです。

 

 生き物の殻でできた砂浜でよく知られるのは、沖縄県で見られる「星砂の浜」ですが、これを顕微鏡で見ると

星砂.jpg

 つぶつぶの穴の開いた「バキロジプシナ」という有孔虫が非常にたくさん含まれていることがわかります。

 

 作業は、用意した台紙を両面テープでくっつけて、その上に双眼実体顕微鏡で観察しながら拾い出した有孔虫や微小貝を分けて載せていくようにします。

 

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  つまようじの先をちょっとぬらして、一匹一匹拾い出すという作業は忍耐力と集中力が必要ですが、みんな一生懸命、時間がたつのも忘れて標本を作りました。

 

 

 完成品がこちらです。

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 紙の大きさが横6cmたい2.5cmなので、拾い出したものがどれだけ小さい物かよくわかると思います。

 

 クラブの皆さん、よく集中して作業し、きちんとした標本ができました。 

 

 

 

 霧島での火山活動が注目されています。

 NHK鹿児島放送局の霧島新燃岳リアルタイム映像

 

 霧島山は加久藤カルデラの南縁にある安山岩質の大小20以上の小型の成層火山・砕屑丘からなる火山群で、有史以降、幾度となく噴火を繰り返してきました。もっとも活動的な火山は高千穂峰のすぐ西にある「御鉢火口」でその次が今回噴火している新燃岳です。

 

 被害がこれ以上拡大せずに噴火が終熄してくれるといいのですが。

 

 

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