2012年9月アーカイブ

 博物館では、モロッコのODA民間調査団団長を務められた須山恒氏をお迎えして講演会、モロッコの魅力を語る、を開催いたします。

 日時は平成24年9月30日 午後1時30分より

 会場は奥出雲多根自然博物館です

 皆様のご参加をお待ちしております。

 

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 さて、博物館では魅惑のモロッコ(の化石)展を開催しておりますが、この中でも特に三葉虫の化石はすばらしい物をそろえています。

 

 三葉虫(サンヨウチユウ)というと教科書をにも出てきますが、恐竜やアンモナイトに比べると地味で、ビカリヤなどのように国内あちこちで見つかる化石でも無いということで、どこかマニアックな感じもしますが、近年のクリーニング技術(プレバレーション)の発達はあり得ない形の化石を掘り出してきました。

 

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 このほかにもあり得ない形の三葉虫を多数展示しており、見た人は一様にびっくりしておられます。これだけの三葉虫の化石が集まるのは山陰では初めてのことです。

 この機会にぜひ不思議で魅力的なモロッコの三葉虫化石を見に博物館へお越しください。お待ちしております。

 

 またミュージアムショップでも期間限定の三葉虫化石をいくつか扱っていますので、この機会にぜひご購入ください。

 久々の更新になりまして申しわけありません。

 9月の25日と27日と2回にわたって阿井小学校6年生を対象にした理科の授業のお手伝いをさせて頂きました。

 25日は博物館見学のあと、阿井の福原へ移動して2カ所で地層の見学と試料の採取、学校に帰って試料の水洗と乾燥。26日は阿井小学校で火山の話をしたあとに25日に水洗した降下軽石を双眼実体顕微鏡で観察といった流れです。

 見学した地層は以前に比べると崩壊が進み、かなり見づらくなっていたり、草が覆い被さって見えなくなっていたりと、まぁどんどん自然に還っていくと言えばそれまでなんですが、なかなか地層を見ながらわかりやすくと言うのが困難になってきています。

 今回、子供達が直接資料を洗って顕微鏡で見たのは、三瓶山の大規模な噴火のうち新しい方2回のもので、約5万年前の池田降下軽石と約2万年前の三瓶浮布降下軽石です。このほかに奥出雲に飛来しているのは三瓶木次と三瓶雲南というものもあります。時代の古い物から新しい物へ黒っぽい鉱物が増えていくという傾向があり、三瓶浮布はカミングトン閃石という鉱物が入っているのが特徴です。

 

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 一通り見て違いがわかったあとには色々な資料を見てもらいました。

 大山松江軽石火山灰、姶良AT(鹿児島から飛んできている火山灰の一つ)、砂鉄、三瓶雲南降下軽石など

 また、火山灰だけでなく海の砂や植物なども見てみました。

 鳴き砂、島根半島の海水浴場の砂、星の砂、ハワイの黒砂、ハワイのグリーンサンド、茅の葉っぱなど

 

 それぞれが思い思いの資料を熱中して観察しており、なかなかいい授業だったのかな?と思っています。

 

 

 授業に関しての詳細は博物館までお問い合わせください。 

 

 

 

 

 

 以前の授業の話はこちら