2012年10月アーカイブ

 11月23日(金)勤労感謝の日に第34回自然観察会を開催します。

 「クジラの泳いだ太古の海を探検しよう」というテーマで、広島県庄原市のクジラ化石の見つかった場所とその周辺で化石採集を行います。

 日程は

  9時~集合受付・博物館見学

 10時~博物館出発

 11時30分~地点1 化石採集と昼食 すぐ近くにある化石館の見学

 14時~   地点2 地層の見学と化石採集

  ~16時ごろ 博物館帰着解散

 

 

 参加料は1800円

 現地へはバスで移動します

  

 申し込みが必要で、締め切りは11月20日です。

 多根博物館までお電話にてお申し込みください。(0854)54-0003

 

 

P1000507.jpgP1020039.jpgわいわい自然探偵団34.jpg

 

 月イチで行っています布勢小自然クラブ。今月のテーマは秋の自然ということで、小学校近くの運動公園周辺での観察です。下の写真のような解説シートと地図を持って歩き回ります。

 10月ビンゴ.jpg

  

 年によって時期が微妙に違っていたりするので、見つかる花やキノコの種類がまちまちで、毎回前日に歩き回って写真を撮っていますが、最下列のツリガネニンジンやキバナアキギリ、ツリフネソウはほぼ同じ時期に同じ場所で咲いています。

 

 キノコの名前についてはわからないことが多く、写真で似ているだけでは必ず「これだ」と言うことはできませんが、おおむね食べられそうにないか食べられてもあんまり美味しくないかそういったキノコばかりのようです。

 キノコのわけ方としては、毒だから食べられない、不味いもしくはとんでもない味だから食べない、食べられるけどそんなに美味しくない、食べられて美味しいという感じでしょうか?キノコの毒性分はうまみ成分とベンゼン環だったかが似てるので美味しいなんて話も聞きますが、触るだけでも手が荒れるとか茹でた汁の蒸気がそのまま毒になっているという怖いキノコもあり、明らか毒キノコとわかるものには手をださいようにしてください。また食べられるけど生で食べると中毒を起こすとかお酒を飲みながら食べると中毒を起こすとかいうキノコもありますので注意が必要です。

 子どもたちも、あんまり普段は注意してみない足元の自然をじっくりと見ることで新たな発見が多くあり、さらに興味を持ったようでした。

 

 次回は双眼実体顕微鏡を使った有孔虫の観察と標本作りを行う予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 太郎日記by布勢公民館+奥出雲多根自然博物館の毎年恒例になってきました八代川に生息するオオサンショウウオ観察・身体測定会。宍道湖自然館ゴビウスの寺岡さんを迎えて昨夜開催されました。

 オサンショウウオは基本的に夜行性ですが、八代川では昼間でも出てきていることがあるそうです。町のど真ん中を流れる川の中をオオサンショウウオが悠々と泳いでいく風景を見られる街は、おそらく日本全国探しても無いのではないでしょうか

 

 

121005夜の八代川を歩く.jpg

 の川というのは子供達を異様なハイテンションに導くようで、あるいはみんなと一緒ということもあってか、冷たい水も何のそのという感じで怖いものしらずで川の中をずんずんと進んでいきます

 

 年は葦の繁殖が旺盛でなかなか川に近づきにくい部分もありましたが、街中を流れる部分に今年沈めた大きな石があり、そこのところに匹隠れていたのが見つかりました。捕まえるのに苦労しましたが、何とかタモ網に収めてケースに収納し明るい場所へ移動。

 

 なみにオオサンショウウオは特別天然記念物で、触ることすら許可が必要ですが、今回はきちんと正式の手続きを踏まえて捕獲を行っています。

 1210051匹目.jpg

 まで八代川には8匹のオオサンショウウオが確認されていまして、この個体も過去に観察したものです。上から見て左前足の付け根の真ん丸の模様が特徴的な個体で、3年前より5cm大きくなっていることが確認されました。体格も立派で幅もあり、八代川がエサが豊富でオオサンショウウオにとって住みよい環境であるようです。

 

1210052匹目.jpg

 いてもう一匹。最初の個体に比べてスマートで、模様というか黒っぽい部分がかなり多い個体です。今回初お目見えで、9匹目ということになります。

 ただし、夏場に1匹お亡くなりなっているのが見つかっており、それがどの個体であったのか、あるいはまだ見つかっていなかった個体なのかまだ確認できていません。

 

 121005測定観察中.jpg

 れまでに捕獲観察した個体と照合しているところです。これから体長と体重を測ります。不用意に顔の前に手をかざすと噛みつかれるおそれもあるので慎重に扱う必要があります。ちなみに雷が鳴るまで離さないというのは俗説ですが、噛み付いたらなかなか離さないことからこのように言われるようになったようです。

 

 定や観察が終わったら現状復帰しないといけませんので、元いた場所に返します。また会う日が来ることを願って川に帰っていただきました。

121005放流.jpg

 

 根県は中国地方の中でもオオサンショウウオの生息・生態の調査が一番遅れているとのことです。そのためオオサンショウウオの生態を考慮した川作りが行われていないため、危機的状況に追い込まれつつあります。その中でも奥出雲町では八代川を擁する布勢地区を先頭に、ここ数年で急速にデータがそろいつつあります。島根県が特別天然記念物であるオオサンショウウオ保護後進地域と呼ばれないように、あるいは少なくとも奥出雲町はそうではないよう、今後は保護政策に力を入れてもいいのではないでしょうか?

 

 

 

 加した皆さんは、冷たい水の中お疲れ様でした。また下準備をしていただいた自治会の皆さんにはお世話になり、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 



 

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