たたら体験学習(鳥上小)

|

   11月29日から3日間、100名以上の町内高学年児童の参加によるたたら体験学習が行われました。鳥上小は初日のプログラム内容をすでに済ませており、二日目の炉づくりと炭切り、三日目の本操業に参加しました。

 中国山地はかつてはたたら製鉄が盛んに行われ、その中でも奥出雲地域はたたら製鉄の中心であったと言われています。子供たちは「つなぐ・伝える・表現する」という共通のめあてのもとで一生懸命に活動しました。

【炉づくり】

 亀嵩小の皆さんと一緒に炉づくりをしました。最初に炉をたてる場所を乾燥させるため、下灰づくりの作業を行いました。

DSCF5939-3sss.jpg

  粘土をブロック状にして積み上げていきます。やさしく慎重に積んでいきます。DSCF5944sss.jpg

【炭切り】

 たたら操業では100㎏以上の炭を燃やします。本操業用の炭を適当な大きさに切る作業を行いました。

DSCN4573sss.jpg

 【炉の乾燥】

 子どもたちが帰った後も、日刀保たたらの方と夜遅くまで乾燥作業を行いました。

DSCF5999sss.jpg

 翌朝は5時から準備を始め、8時過ぎからいよいよ子どもたちによる本操業が始まりました。

【本操業】

 第1グループの馬木・高尾・鳥上小の子どもたちが初種式、その後の作業を担当しました。砂鉄を入れ、木炭を入れ、空気を送り続けます。子どもたちはリーダーとなる村下(むらげ)役の児童の指示のもとで、①砂鉄の調合・投入・炉の温度測定、記録 ②木炭の計測・投入 ③ふいご体験 ④村下さんへの質問という仕事をローテーションをしながら、分担して合計2時間程度の作業を行いました。DSCF6018-2sss.jpgDSCN4726sss.jpgDSCN4609sss.jpg

 いよいよ炉を壊して、出来上がったけらを出す作業です。

DSCF6077-2sss.jpg

DSCF6252-2sss.jpg

 34㎏のけらができました。この中に玉鋼(たまはがね)と呼ばれる良質な鋼ができているはずです。

DSCF6338-2sss.jpg

  日刀保たたらの皆さんをはじめ奥出雲町教育委員会、郡校長会・教頭会、たたら体験学習実行委員会の各校の先生方に支えられて、今年も充実した学習ができ、ふるさと奥出雲の文化を体感することができました。支えていただいた皆さんに感謝いたします。ありがとうございました。