2009年6月アーカイブ

初夏の恵み・・・「梅しごと」

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梅雨の晴れ間、キラキラまぶしい光の中で、緑の葉陰に鈴なりの初々しい梅の実を見つけた

「”昔から、梅雨になれば梅を漬け、土用になれば漬けた梅を干す”という家庭の梅しごとがあった」

一味同心塾の中村成子先生は著書「梅しごと」で日本人の暮らしに根づいた梅の恵みを語られている

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我が家の青梅、手をかけず自然のまま実り、恵みを戴いている

 

ふるさとの味と香り 「笹巻き」

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農作業が一息つく、半夏(はんげ)の頃、各家々でつくる笹巻きは、懐かしい故郷の味です。

砂糖醤油で食べる変わらぬ美味しさと、笹の殺菌力を活かした保存食という田舎の食文化。。

今、ふるさと小包の人気商品で、お母さんたちが一つ一つ手づくりで笹巻きづくりにおわれています。

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一般的には、秋に玄米にして保管しますが、奥出雲仁多米は、生きた籾のまま貯蔵されています。

低温サイロから、出荷のつど→籾摺り(玄米)→精米(白米)するお米で「今摺米」といいます。

梅雨を過ぎると玄米は品質劣化しますが、籾貯蔵の今摺米は新鮮で、この時期から違いがわかります。

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 籾のまま貯蔵し、食味を保つ、仁多郡カントリーエレベーター低温サイロ

 

全国各地で、空からオタマジャクシが降る話題が賑わしています。この現象は不可解・・・

近年水田の農薬使用が減ってきて、蛙の大合唱が一段と賑やかな時季です。

田んぼは、苗の分けつの最中できれいな水を溜めているので、育ち盛りオタマジャクシも元気です。 

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JR木次線出雲三成駅は、町内約100戸の農家で栽培される新鮮農産物などを販売する特産市を併設

産直のファンは年間約9万人、多機能の交流ターミナルとして奥出雲の魅力スポットです。

仁多米、地酒、お菓子などお土産に、観光案内もあり、トロッコ列車利用客にも喜ばれている。

特産市.JPG

 

JR木次線・トロッコ列車から見える洋館が人気。明治から昭和に開業された「千原医院」である。

初代院長は森鴎外に次ぐ島根で二人目の医学博士、二代院長は血清の千原として名声を博した。

設計者のこだわりを感ずるモダンな洋風木造二階建で、島根の歴史的名建築物として紹介される。

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奥出雲町馬馳

 

「何千キロの海を渡って、今年も我が家に里帰りした」と見守る農家。ツバメは人の出入りがある家に

巣をつくる。昔から人の来る繁盛する家を願い、ツバメが来ると縁起が良いと、酒とお米を供え迎えた。

農家は、ヒナに餌を運ぶ親ツバメのため、子育てが終わるまで、玄関を開けたままにしておく。

ツバメ.JPG

 

仁多牛は、たたら鉄の輸送、農耕にと古くから知られたが、全国最良の肉用牛の名声を得た「第7糸桜

号」は和45年横田の佐伯和芳方で誕生。その母牛は、牛飼名人の三成・糸賀シンさん方で生まれた。

糸桜の名は糸賀の「糸」と名牛に使われる「桜」から。畜産界に不朽の名を残す仁多牛の歴史である。

仁多牛像.JPG

奥出雲町・三成「仁多牛の里」モニュメント

  

三沢氏創建の「蔭涼寺」は奥出雲霊場一番札所で、本尊は子歳生まれの守り本尊「千手観音」である。

鎌倉時代・運慶作の2mを超す立派な観音像、千の手は世の中のすべてを救う大慈悲を表している。

三沢氏菩提所として隆盛を極めた蔭涼寺には、白隠禅師真筆の墨書もあり、出雲国屈指の寺院である。

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奥出雲・三沢「蔭涼寺」仁王門(仁王像2体)

 

オオクニヌシ命の御子、アジスキタカヒコ命が、沐浴して障害を癒された霊泉「三津池」が三澤郷にある。

出雲国造家(出雲大社)では、朝廷に神賀詞奏上に行く際は、この水で禊をする慣わしとなっている。

出雲国風土記に所載の伝承地として、今も澄んだ水をたたえる。「若返りの霊水」との解説も。

三津池.JPG

 

一味同心塾(中村成子館長)水田で、古くから守りぬかれた仁多米づくりの体験交流がありました。

ゲストの「世界がもし100人の村だったら」の著者池田香代子氏は「今の器材が無くなっても、唯一仁多米

はつくることが可能!」と激励。 地元「仁多米づくり委員会」が農業体験・交流を通して意味を伝える。

田植え1.JPG

農村絵巻 「花田植え」

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昔の農業はすべて協働作業、なかでも田植えは豊作を祈る最大の行事でありました。

左下(さげ)の太鼓や、田の神様に祈願する唄に合わせて早乙女が田植えを行います。

一味同心塾の仁多米づくり田植交流で「内谷田植囃子保存会」が農村絵巻を披露しました。

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