2010年5月アーカイブ

 

田の神様「サンバイサン」を迎え、豊作を祈念する「田植えばやし」は華やかな農村絵巻!

今年も一味同心塾の田植えで、地元保存会により伝統の田植え行事が行われた。

豊作はひたすら自然の恵みと、神の恵みによってもたらされる。・・・農民の心情であった。

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田の神に祈る田植えばやし、牛供養であった花田植え・・・伝えられた農村文化

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左下(さげ)の太鼓や唄に合わせて早乙女が植える田植式。

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サンバイサンを迎える準備。 

  

2004年テレビドラマ「砂の器」が亀嵩で撮影され、放映と同時に全国から多くのファンが訪れた。

記念につくった、特産の仁多米を使用した純米焼酎「砂の器」は大好評であった。

期間限定販売商品のため、名残惜しくも5月末で姿を消します。・・・思い出の一品です!

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松本清張氏直筆の文字がラベルを飾っている、限定「砂の器」

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中居正広主演のTVドラマで、亀嵩が再び脚光を浴びた。

   

ヤマタノオロチ退治で、スサノオと結ばれたイナタヒメの両親が住んだ神話の地「奥出雲・佐白」

イナタヒメが髪を束ねるときに使う元結を枝に掛けたという「元結掛の松」~伝:現在は第八代目

ここのツツジに、縁起の良い紅白の花びらが咲いていた。まるで縁結びのロマンを語るように。

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昭和の中期、巨木の老松が台風で倒れた時の地区民の大騒ぎを鮮明に記憶している

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縁起の良い、紅白の花びら・・・地元では「源平咲き」と言っている。

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一部を染めたような、鮮やかな紅白の花びら

  

今年も、五月晴れの水田に志學荒神社八重の塔が姿を映している。

「誰もが子供のとき、自分の特技を生かした希望と志を持ち、自立心を育てたいと

その実現を誓って欲しい」故多根良尾氏の言葉が碑文にある。(長男裕詞氏の書)

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仁多米の里を象徴する「鯛の巣山」

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イザナミノミコトが山腹の「籠り岩」で出産をされ、めでたいので”鯛”の字が充てられたとか。

ふもとの峠は、後鳥羽上皇が京から隠岐に行かれる際越された道で、王貫峠と呼ばれる。

標高1,020m、ブナ林をはじめ多様な植物など、豊な自然に恵まれた仁多米の里を象徴する。

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四季を映す山容は、奥出雲の暮らしに溶け込んでいる。

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食と農の交流館「一味同心塾」の水田、昔ながらの仁多米づくりが行われる。

5月29日午後1時より、花田植えと田植え交流が行われる~一般自由参加(当日受付)

新緑の美しい・霊峰「船通山」

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神話の霊峰「船通山」は、古代船が横たわるようになだらかな姿で優しい美しさがある。

比婆道後帝釈国定公園に指定、標高1142.5mの山頂は自然の大パノラマが楽しめる。

中腹の鳥上滝は、神話の大河斐伊川の源流。山麓には薬効知られた斐乃上温泉がある。

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神話の山は、古事記では「鳥髪峰」、出雲国風土記では「鳥上山」。江戸時代から「船通山」と呼ばれる。

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4月下旬~5月上旬、山頂では自生のカタクリの花が見られ、登山者で賑わう。

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「日本三大美肌の湯」として女性に人気の温泉が湧く。

奥出雲町発足五周年を祝う

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平成17年3月31日仁多町と横田町が合併し奥出雲町が発足して五周年を迎えた。

全戸に光ファイバーを敷設、「笑顔と語らい、元気あふれるまちづくり」が順調に進展している。

記念式典で岩田一郎前奥出雲町長、木原明村下が初代奥出雲町名誉町民として表彰された。

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五周年を機に、一層の飛躍を期して式辞を述べる井上勝博奥出雲町長

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「おろち神話と地域づくり」で澄川喜一先生と藤岡大拙先生による記念講演と対談

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奥出雲町町歌を全員で高らかに斉唱

好季節・・・薫風にそよぐ若葉

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田植えを終えた青田に、周囲の若葉の景色が映るこの季節は一年で最も心地良い!

人類の未来の為、宇宙で任務を担う、野口飛行士から毎日パソコンにメッセージと写真が届く。

拝見する地球の現状と、大自然の神秘に日々感動しながら、故郷の自然のありがたさに感謝を覚える。

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山懐には必ず水田を潤す溜池がある。(我が家を含め7戸の農家が利用する溜池:松竹堤)

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緑を増した若葉が、爽やかな風にそよぐと初夏の香りを感ずる。

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この季節、奥出雲の山々を彩る山藤の花。

     

新緑の岩伏山登山が、温泉小学校の全校遠足として行われ、地元ボランテアも同行した。

郷土の自然や、神話の物語を聞きながら、1年生から6年生まで元気に登山を行った。

児童にとって、この小さな冒険と、自然を実感したことが、生涯忘れない故郷そのものとなる。

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休憩1回・約1時間の登山。 オロチ伝説の岩伏山は、故郷のシンボルとして校歌に歌われる。

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山頂の「縄久理大権現」~農業に大切な牛馬の神様が祭ってある。

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中国山地を展望し、山の説明をする地元ガイドさん

五月のいろどり・・・我が家の裏庭

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梅の花から桜の花、そして桃の花。 今、五月は芝桜が我が家の裏庭を彩っている。

庭園のしつらえのない裏庭でも、自然の花で季節を味わう楽しみがある。

10年前、東京から迎えた中村成子先生が、開口一番「奥出雲の花は色が美しい!」でした。

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芝桜は寒暑や乾燥に強く、裏庭の土止めに植えた。花言葉「合意」「一致」「忍耐」・・・

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いつの間にか、裏庭の縁取りになった芝桜。

    

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裏庭のいろどりで、一段と鮮やかなキリシマツツジ。

  

三沢氏280年余に及ぶ居城の遺構を今に伝える県史跡指定の「三沢城跡」

標高419mの独立した要害山で、出雲国人の中では最大を誇る城跡といわれる。

全国埋蔵金マップに「三沢城跡」が挙げられているのも、興味深い。

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ことしは田んぼがレンゲ畑に。 かっては稲作の緑肥として春の風物詩であった。

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レンゲの花は、ハチミツの蜜源植物としても知られる。

自然を守る、水田のある風景

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田舎の代表的な自然風景は、四季に彩られた山々に囲まれた水田の風景だと思います。

水田は、雨の貯水池となり、気温を調節し、土の流出を防ぎ、水を地下に濾過し河川浄化します。

これから蛙の大合唱が始まります。水田は自然の動植物の生きる場所でもあります。

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水田は人間の生活と、豊な自然を守る大きな役割を果たしています。

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田植えから刈り取りまで、一反あたり約150トンの水を蓄えるといわれます。

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奥出雲の季節は、水田の表情が物語ります。

   

「今年限りかもしれん」と言いながら、懸命に棚田を守る老夫婦の言葉!

仁多に住み続ける由縁は、代々受継いだ仁多米のとれる田んぼがあるから」という農家!

田植えの行われた棚田の美しさに、米づくり農家のひたむきな努力を思い浮かべた。

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棚田には、森の養分を含んだ水が穏やかにそそがれる。(奥出雲町・上鴨倉)

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手作業の重労働は、田んぼの畦塗り (土を盛り水をもらさない畦を作る)

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幼い苗も一週間すると新しい根を張ります。

ヒロインに似て・・・清楚な美しさ

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わずか1~2日ほど、可憐な純白の花が一輪だけ咲く、山芍薬の清楚な美しさは感動です!

まるで、奥出雲ロケの悲恋映画 「絶唱」のヒロイン”小雪”を想わせる花 と説明・・・。

中山間地の木陰に育つキンポウゲ科の多年草、稀少植物に指定されています。

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奥出雲・絲原記念館 「洗心の路」に群生する山芍薬(ヤマシャクヤク)・・・今が見ごろ!

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シャクヤクに似た気品のある美しさに惹かれる!

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300mの散策路、300種の山野草が楽しめる「洗心の路」

   

松本清張生誕100年記念事業で、作品の舞台を紹介した「清張紀行101景」が発刊された。

表紙に、映画「砂の器」で亀嵩駅のホームとして撮影した、出雲八代駅が描かれている。

現在、清張の父親の生誕地日南町で、小説の舞台の亀嵩駅などの原画展が開催されている。

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画:西川幸夫、文:藤澤隆文  発行:清張紀行の会  展示:鳥取県日南町美術館(5・16まで)

yashiro.JPG JR木次線:出雲八代駅

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 松本清張氏直筆の「砂の器」記念碑 (奥出雲町亀嵩:湯野神社前)

 

論語の「吾十有五にして学に志す」に由来し、中学3年生(15歳)に、自分だけの特製お守りが誕生。

学業成就、自立の志をたてる、志學荒神社・勧学祭で特別祈願のうえ、参拝された方に渡された。

コンピューターで顔写真や、氏名、生命誕生日など写植された、「純金製」の価値ある世界初の試み。

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 デジタル写真添えメール等で申込み(費用は不要)、純金・特製お守りを授かる中学生。  

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一人 ひとりに激励の言葉をかける、発案・提供者の多根弘師本願主。

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好天に恵まれ直会(懇親会)は全員が屋外で。楽しい夢を語った。    

    

古くから子供の神様として知られる、志學荒神社「勧学祭」が行われました。

それぞれが自分の夢を持ち、その実現に向かって志をたたてる祭典です。

今年は島根大学の学生24名も参列、好天に恵まれ子供宝探しなど賑わいました。

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奥出雲・佐白「志學荒神社」勧學祭。親子での参拝者が多くなりました。

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小学1年~中学1年の太鼓チーム「飛炎太鼓」が見事な和太鼓を奉納しました。

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小学3年と4年の姉妹が「浦安の舞」を奉納しました。



 

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