2016年1月アーカイブ

 布勢小学校の5・6年生の「とっておきの不思議なお話」という作品18点を紹介しました。気に入った作品や、感想など、ぜひメールにてお知らせください。

 布勢小学校代表メールアドレス  fusetc1@town.okuizumo.shimane.jp

 

 『 川遊び 』  O.R

 

 利は六年生です。あるとき、利は先輩後輩同級生といっしょに野球をしていました。野球のボールが川に落ちたので、利は川にボールを取りに入っていきました。落ちたボールはだんだん下流に流れていって、それを利は先輩後輩同級生といっしょに探しに行きました。

ボールは斐伊川で拾いました。それで利や先輩後輩同級生は、いっしょにそこで泳いだりさかなをとったりしました。 利たちが水を飲んだ拍子に、利の体はみるみるうちに小さくなって、もう一回小さくなって、一㎝ほどになってしまいました。

「あれ?なんだかおかしいぞ」。  

上流から利の体より大きい魚が泳いできました。そのとき利は魚に食べられてしまいました。飲み込まれた利は、魚の腹の中を歩き、探検しました。魚の腹の中にはたくさんの魚がいて、利は腹の中の魚を食べました。ほかのみんなは、利が小さくなって魚に食べられているとは思っていませんでした。その間に他の先輩後輩同級生はみんなでボールをとったけど、またボールを川に落としてしまってみんなで探していました。でも、ボールはなかなか見つかりませんでした。

そうすると、ボールが見つかりました。先輩後輩同級生は喜びました。でも、利がいないことに気づいて、利を一生けん命に探し始めました。飲み込まれた利は、魚の腹の中をくすぐりました。そうすると魚がくしゃみをして、利は魚がくしゃみをした瞬間に飛び出しました。

利を探していた先輩後輩同級生は、利が魚の口から飛び出してきたのでびっくりしました。利は、魚の口から出ると、斐伊川の水をいくら飲んでも治りませんでした。みんなといっしょにまた野球をし始めました。でも利は大きくならないので水道の水を飲みました。そうしたら少しだけ利の体は大きくなってきて、でも元の大きさにはなりませんでした。それでまた水道の水を飲んでも利の体は変わりませんでした。そこで、利は水道水じゃなくて八代川の水を飲みました。その水を飲むと少しずつ大きくなっていきました。

でも、元の利の体にはまだまだもどりませんでした。そうしたら、またボールが川に落ちました。それを利たちは川に拾いに行きました。そうしたら落ちたボールはすぐ拾えました。そうしたら、利たちはどこにいるか分かりませんでした。

そこは地ごくでした。利は地ごくでしかられました。しかられたのは、魚の腹の中に入って、魚の腹の中にいた魚は金色の魚だったからです。えんまがボールをあやつり落としました。それを拾うとえんま大王のところにつれて行かれました。そこには、お湯がわかしてあるなべがありました。金色の魚を食べたものは地ごくに連れて行くので金色の魚を食べたらいけません。

だけど、利は知らずに金色の魚を食べてしまい、えんま大王のところに連れて行かれ、そのなべの中に入れて地ごくに落としてしまうところだったのです。そのなべに利は入れられてしまいました。そこの湯は六十度でした。

そこで利はだんだん大きくなって、元の体になりました。それで、えんま大王がびっくりして自分が入ると、湯は百度になっていてえんま大王は水につかりました。

でも利はいつまでも入っていました。それで、利は先輩後輩同級生を呼んで、いっしょになべの湯につかっていました。

本当は地ごくに行くところじゃなくて、そこは温泉だったのです。利は着がえをもってなかったので、着ていたものを着ようとすると、しゅんかんいどうして自分の家や先輩後輩同級生の家に行って着がえをしました。  

ボールがあって野球をしていたところにもどって来ました。

それで利はみんなといっしょに楽しく野球をしました。

 

 

 『 七色の玉のぼうけん 』  S.M

 

ぼくは、夏休みにいつものようにみんなと川で遊んでいた。  

ある日、川で遊んでいたら、つかまえた魚が逃げた。捕まえようとして、川に逃げた魚を追いかけて飛び込んだら、見たこともないキラキラした水の世界が あった。男の子は泣いている女の子に出会った。

「どうして泣いてるの。」

と男の子のたくみは聞いた。

「大事なものがなくなったの。」

と言った。

「大事なものはなんだ。それから君だれ。」

たくみはそう言うと急に立ち上がって小声で言った。

「わたしは『みゆき』、大事なものは、七色の玉だ。」

「それは、どこのへんにあるのかわかるのか。」

「わからない。赤いうずまきにまきこまれて抜け出したら、どこにもなかったの。」

「じゃあ、どのへんいあるのかもわからのじゃあ探しようもないだろ。」

「でも、これならあるよ。」

「なんだ……なんだこれ。」

「七色の玉のある場所を示すものよ。」

「へー。こんな物のあるんだな。さっそく見てみようぜ。」

「うん。あっわかった。ここから1キロ離れたところよ。」

「よし。行くぞ。」

「うん。あ、地図だ。」

「いい物があったな。さっ出発だ。」

「まずは、どうくつがあるみたいね。あった、あれね。」

「よし行こう……。なんか気味が悪いな。」

「なにか出てきそう。」

「あっなにこれ。」

「これは、七色の玉だわ。」

「あっ飛んだ。どこ行くんだよ。」

「どうくつから抜け出したけど、七色の玉はどこ行ったんだろう。」

「地図には、次何があるんだ。」

「えーっと。あっ次は魚の大群みたいよ。」

「えー。魚の大群!?魚がたくさんいたら前が見えないぞ。」

「でも、上の方へ行けば魚にも会わなくてもすむわ。さっ行きましょ。」

「待てよ。オレは飛べないんだぞ。」

「心配しないで。プールと同じように泳げばいいじゃない。」

「あっそうか。えいっ。あっ上に行けそうだ。」

「さっ行きましょ。」

「うわー。上から見たら水族館よりきれいだな。」

「水族館ってなに。」

「知らないの。魚がたくさんできれいなんだぞ。この魚みたいにな。」

「へー。あっ魚の大群から抜け出したわね。次は、大きな魚が待ってるみたい。その大きな魚が七色の玉を持っているのよ。」

「じゃあなんでその大きな魚が七色の玉を持っているんだ。」

「たぶんその大きな魚は七色の玉を守っているのよ。」

「じゃあどうやって取り戻そう。」

「お願いして取り戻しましょう。」  

それから二人は大きな魚のところへ行きました。

「着いたぞ。」

「あれ、大きな魚はサメだとわかったけど、どうして泣いているんだろう。」

「なにか悪いことでもあったのかな。」

「ねえ、サメさんどうしたの。」

「もしかして七色の玉をもらいに来たんだな。」

「ええそうよ。あれは私の玉なの。」

「ああいいとも。持って行け。」

「ありがとう。でもなんで泣いてるの。」

「大事な時計を取られたんだよ。色は金色なんだ。あれは、おれが小さい時に友からもらった大切なものなんだ。でもおれをずーっといじめてきたいやなタコがうばいとって持って行ったんだ。」

「よし、ぼくたちが取り返しに行こう。」

「そうね。玉を返してくれたお礼よ。」

「二人とも、ありがとう。」

「タコはこの先行ったところだ。」

「ありがとう。さあみゆき、行こうぜ。」

二人はタコの所へ行きました。

「着いたぞ。タコはどこだ。」

「んっ。だれだ。今の声は。」

「たくみ、あまり大きな声を出さない方がいいね。」

「ああ。そうみたいだな。」

「あっタコが逃げたわ。」

「今のうちに。……よしっ取り戻した。」

「おい。お前たち、何してる。」

「わっ、見つかった。逃げるぞみゆき。」

「うん、……キャーっ。」

「みゆき、どうした。あっ、タコ、みゆきをはなせ。」

「はなしてほしけりゃその時計を返せ。」

「なぜだ、この時計は、サメのものだぞ。なんでお前なんかにこの時計を返さないといけないんだ。」

「返さないならこの女の子は返さない。」

「じゃあ勝負しろ。」

「じゃああ何で勝負する。お前が決めろ。」

「ん~。じゃあ先に魚を20匹とった方が勝ちだ。どうだやるか。」

「ん~まあいいだろ。」

「オレは、魚を10秒で5ことれる。さあよーい、スタート。」

「よしおれは、足が8本あるからたくさんとれるぞ。」

「よしいま7匹だ。あと13匹だ。」

「えっもう7匹。まだおれは3匹だ。どうしよー。魚がいないぞー。」

「よし20匹とったぞ。」

「負けた。約束通り女の子と時計を返す。あーおれには友だちがいないよ。」

「そうだ、サメの所に行って友だちになってくれるかお願いしてみたら。」

「そうはしたいが、ずっとず~っとサメをいじめてきたんだぞ。むりに決まってるよ。」

「サメくんは、ずっといじめられてきたけど、サメくんは、いじめてないだろ。たぶんサメくんはずっとタコと仲良しでいたかったんだ。だからきっと許してくれるよ。きっと。」

「ああ。信じて頼んでみるよ。」

「あ、ちょっと待って。みゆきを起こしてから行こうよ。」

「うん。」

「みゆき、みゆき。」

「あったくみ。あれタコは。いい子になったよ。」

「ごめんね。つかんだりして。」

「いいのよ。いい子になったんだから。」

「さあ。みゆき、それからタコ、行こう。」

「うん。」

「うん。」

「あの……サメくん。ごめんね、また友だちになってくれるかな。」

「ああ、いいとも。ずっとずっとず~~っと待っていたんだ、そのタコ君の言葉を。」

「ありがとサメくんだいすき。」

「ぼくもだよ。タコくん。」

「さっみんなで仲良くなったところで、帰ろ、みゆき。」

「うん。」

「ありがとう二人とも」

「バイバイ、タコくんとサメくん。」

「元気でね。もうけんかはしないでね。」

「さあ、もう私も帰ろうかな。」

「えっもう帰るの。でも……わかったじゃあまた来るね。」

「うん。また絶対会えるよね。」

「うん。絶対ぜ~ったいね、約束だよ。」

「うん約束だよ。」

「さてと帰ろっと。」

「あっ待って。私の宝物の一つをあげるよ。この石コレクション。」

「うんありがとう。またね。」

「さよーならー。」

「ぷはー。ついた。もうもぐってもあの世界には行けないのかな。」  

それからたくみは、いつもまたあの水の世界に行きたいと思いました。

 

 『 妖怪たちとの思い出 』  I.F

 

  ドォーン、急に大きな音がした。直郁はどうしたんだ、と思った。

ここで話は数十分前にもどる。

「直郁―、今日放課後、かくれんぼやろう。」 いつもの高い声が聞こえてきた。声の主は達也。直郁の友だちだ。今日は、習っている柔道の練習もなかったので、

「別にいいけどー。」

と答えた。  

いつもかくれんぼの会場は家の近くの神社だ。直郁は、どちらかというとかくれんぼは苦手だった。だから今日は絶対に最後まで残りたかった。そうだ!いいかくれ場所を思いついた。神社のけいだいの中だ。いーち、にーい、おにの声がした。直郁は急いでけいだいに入った。中は、意外に暑かった。ひまなので、中を歩いていると、はじの方に、

「悪霊歓迎」

という札が貼ってある像を見つけた。直郁は思わず、

「なんだこりゃ?」

と声に出してしまった。そして、直郁はいたずら心がはたらいて、はいでやろう、と札をはいでしまった。ここで話は最初にもどる。  

外に出ようとすると、なぜか体が前に進まない。こわごわ上を見ると、そこには目と口と鼻があった。しかも、かべの中に。

「うわ~。」

直郁は腰を抜かしてしまった。そして、そのかべは

「こ~ん~に~ち~は~。」

と言った。少し落ち着いた直郁は、周りがふつうじゃないことに気がついた。すべてが逆なのだ。と言っても空が下にあるわけではない。右にあるものが左に、左にあるものが右にあった。そしてかべと話すうちにここは現実の世界じゃないことが分かった。そしてそのかべは、「ぬりかべ」という有名な妖怪だった。気が付くと、周りには他の妖怪もたくさんいた。一つ目小僧、ろくろ首、のっぺらぼう、そして外国の妖怪ゾンビ、キョンシーなどなど、とにかくたくさん妖怪という妖怪がいた。最初は、

「お前たち、なんなんだよ~」

と言っていた直郁もすっかり妖怪と仲良くなってしまった。最初に会ったぬりかべとは、特に仲良くなった。  

一方そのころ達也は、

「降参だ、直郁~出て来てくれよ~。」

と泣いていた。  

そんな達也の気もしれず、直郁は、妖怪たちと鬼ごっこをしていた。そして、ろくろ首に首でタッチをされかけた瞬間こけて、持っていた札を破いてしまった。これを見た妖怪たちは同時に、

「あ~~~。」

「どっ、どうしたんだよみんな?」

直郁が聞くと、ぬりかべは

「札をやぶいちゃうと、妖怪になるんだ~」

「へ?」

一瞬間があって、

「なにーーー」

と直郁の心のさけび。どうしたらいいんだ、とぬりかべに聞くと、魔女の所に行けば治してもらえる、とぬりかべが言った。すると、直郁は、

「じゃあ、早く魔女の家へ行こう。どこにある!」

かなりあせった直郁にぬりかべは、あせるとゆっくり話すというくせがあるので、

「よ~う~か~い~ど~う~り~さ~ん」

ゆっくり話すのにいらいらした直郁は話を最後まで聞かず、妖怪通り三丁目だな、と言って行ってしまった。ぬりかべは、あっとさけんだ後、三番地なのに、とため息をついた。  

直郁は、そんなことは知らずに、妖怪列車に乗り込んだ。

「次は妖怪通り三丁目~三丁目。」

車掌のぬらりひょんが言った。直郁は本当に妖怪だらけだな、と思った。  

ところが列車を降りてみると、魔女の家らしきものは、どこにもない。迷ったのかな、そんな不安が直郁の頭をよぎる。しょうがないのでタクシーを捕まえ、

「魔女の家」

と運転手の鬼に言うと、鬼はおどろいて、

「魔女の家まで、二百キロはありますよ。」

おどろいた直郁が、ちなみに場所は?と聞くと、妖怪通り三番地、と言われ、初めて自分の間違いに気が付いた。どうしようか困っていると鬼に、

「妖怪ヘリポートに行ったらどうです。近くなので送りますよ。キャラメル一個でどこでも行けますよ。」

と言われ急いでタクシーに乗り込んだ。ふと下を見ると、足が緑になって、ひれがついていた。やばい、妖怪になってしまう、と思いながらも、ヘリポート屋について、キャラメルを出すと運んでもらえることになった。  

魔女の家に着くと、さっそくチャイムを鳴らした。すると、おばあさんが出て来て、がらがら声で、あたしに何か用かい、と聞かれた。直郁はすかさず、人間に戻してください、魔女は即答。イヤだね。そんなやりとりが続いて、魔女は柔道でペットに勝てたらいいと言った。直郁はこれはラッキー、すぐ勝てる、そう考えた。  

でも、現実は甘くなかった。魔女のペットは、二メートルはあるゴーレムだった。 勝てるはずないと考えながらも、妖怪になるのはいやなので柔道をすることにした。直郁の得意技話一本背負い。でも二メートルの鉄の人を背負うほど直郁には力がない。関節技も、そもそもの関節がないので無理、あきらめようかと思った時、戦っている途中でゴーレムの弱点が分かった。手足の構造上、一回転ぶと立てないこと。これを使って固め技に持ち込んだ。すると思ったより簡単に勝てた。魔女は、チェ、しょうがないね、と言うと、

「ナオーレナオーレニンゲンニナレー」

うさんくさい呪文を唱えられたので本当に大丈夫かな、と思ったが、体は人間に戻った。安心していると、最初と同じドォーンという音がした。  

気がつくと神社にいた。達也が泣きながら駆け寄ってきた。夢だったのかな、そんな疑問が一瞬頭をよぎるが、手にはぬりかべの壁のかけららしきものを持っていた。直郁はこの変わった思い出は誰にも話さず、自分のものにしようと決めた。  

こんな感じの変な思い出を直郁は大切にしています。  

本の中の大冒険                   A.Y

  ぼくがかよっている学校には、「まほうの本」という本がある。そして、「まほうの本」のページを開くと、本の世界にタイムスリップするんだ。
本の内容も、どこにあるのかもまだ、誰も知らない。ぼくのおじいちゃん以外は。  

ある日、ぼくは放課後、学校の図書室で本を借りることにした。本棚を探っていると、おくのおくの角の本棚に大きい本の後ろにまるで隠れているように倒れている本があったんだ。その本はほこりまみれで、もうずいぶん人に読まれていないようだった。
ぼくがその本のほこりを払うと表紙は真っ白で何も書かれていなかった。
「なんだか気味が悪いな。」
ぼくはこわかったけど、本を開くことにした。すると、突然本が光りだしてぼくは図書室から消えた。  

気がつくとジャングルのような場所にいた。周りを見回しても誰もいない。
「ここはどこ?」
「まさか......。」
ごくの頭の中は、あの話のことでいっぱいだった。
「うそだろ。そんなわけない。」
ぼくはジャングルの中を走り抜けた。走っても、走っても周りは気ばかりでいっこうにゴールが見えない。ぼくはうずくまった。ふと顔を上げるとむこうに誰かがいた。よく見るとぼくの年と同じくらいの女の子がいた。
「君はだれ?」
女の子は何も言わずに歩き出した。ぼくは、あわてておいかけた。女の子についていくと向こうに光が見えた。ぼくは女の子を抜いて走って光がさす方に行った。そこには少し変わった建物があった。家のようだ。ぼくは、女の子にお礼を言おうと振り返った。でも、そこには誰もいなかった。
「なんだったんだ......。」  
ぼくは気になったけど、前に進むことにした。  
ぼくは、家の周りをウロウロしていた。
「誰かいないかな。」
そう思っていたら子どもの声がした。それも、四,五人くらいだ。
「ラッキー。これで戻れる!」
ぼくは声のする方へ走って行った。
「お兄ちゃん誰?」
一人がそう言うと残りの子がふりむいて
「何、何?誰かいたの?」
「うん。」
「誰、誰?」
ぼくはおどおどしながら聞いてみた。
「ここはどこなのかな?」
子どもたちは、キョトンとした目で言った。
「ここはドリーム王国だよ。お兄ちゃんはどこから来たの?」
ぼくは、どう答えればいいのか分からなかった。あわてて出した答えは、
「日本っていうところだよ。」
「日本?聞いたことがないな。まいっか。」
「お兄ちゃんは何しに来たの?」
「何しにって、何だろう。」
思えば、図書室であの本に出会ってここにいるわけで、何をしに来たのか、まだ、わかっていない。そんなことを考えていたら、ぼくの真上に紙が出て来て、ゆっくりとおちて来た。ぼくはその紙を受け取った。よく見ると手紙だった。それには、
「君はこれから起きる危機から守る勇者としてこの世界に来てもらった。とまどっているかもしれないが、がんばってくれ。幸運を祈っている。」
と書いてあった。
「ぼくが勇者!?危機!?守る!?幸運を祈るって、どういうことなのかな。」
ぼくは、とまどった。
「お兄ちゃん、どうしたの?」
「だいじょうぶ?」
「その手紙に何書いてあったのー?」
一人が手紙を取ってしまった。
「あっ。」
「えーなになにー勇者!?お兄ちゃん勇者さんだったの!?」
「いやーそれは。」
「えーすごーい。」
ぼくの話も聞かずに次々と話が出る。
「なんだなんだ?さわがしいな。」
向こうから背の高い、男の人が話しかけてきた。
「あっ。リキ様。」
「リキ?」
「やー。おれはリキ。おまえの名前はなんっていうんだ。」
名前を聞かれて僕は、
「春。佐々木春です。」
「シュン?......どこかで聞いたことがあるな......。」
「えっ。」
「そうだ。シュン様だ。失礼しました。あのような口のきき方をしてしまいすみません。」
「えっ。どうしたんですか。」
「あなた様は、あの伝説の勇者。シンイチロウ様のお孫様。シュン様でございますね。」
「はっはい。でもなでぼくのおじいちゃんの名前を知っているんですか。」
「あたり前です。今からちょうど七0年前。ここドリーム王国の危機を救ってくださったのですから。私はまだ生まれてはいませんでしたが、父から何度もそのころの話を聞いていたので、よく知っています。」
「えっ。おじいちゃんが?そういえば本の話をしてくれたのも、おじいちゃんだったな。」
そんなことを考えていたらリキさんが、
「さっ。こんな所ではなく、王宮に行ってゆっくり話しましょう。私が案内します。」
「えっ。王宮!?王宮に行くんですか?」
「はい。なにかご不満でも?」
「あっいや。なんでもないです。」
そのままぼくは、リキさんを追いかけた。  
王宮に着くと、まず、王様にあいさつをした。
「王様、子の方がシュン様でございます。」
「しゅ、春です」
きんちょうしながらもあいさつが出来た。
「話は聞いておる。よく来てくれた。まあ座れ。君のおじいさんの話をしよう。今から七0年前、ここドリーム王国に巨大なドラゴンが出現してな。そのドラゴンは、火を吹いて、ドリーム王国を火の海にした。だが、シンイチロウさんがドラゴンを封印してくれてな。今では誰もが知っている伝説じゃ。」
「そんなことがあったんだ。」
「だが、なぜ君がまたここに来たのか分からないな。まさか、あのドラゴンが復活するのか?」
「そんな......。」
「あんなことがまた起きたら、この国はほろんでしまう。」
周りがザワつき始めた。それに答えるように地面が揺れ始めた。
「なんだなんだ。」
あわててまどから外を見ると、何やら巨大な赤い物体がジャングルの中から、出て来たんだ。
「あれはなんだ。」
よく見ると手足があって、羽もついていて、顔もある。
「生き物?」
「あっ、あれは......。」
王様がビクビクしながら言った。
「70年前のドラゴンじゃ。」
「そんなはずはありません。あのドラゴンはもう封印したのですから。」
だけど、いくらそう考えてもあれはどこからどう見てもドラゴンだった。
「どうしよう。」
まだ、ドラゴンは眠っている。今ならドラゴンを止められるかもしれない。
「そうだ王様、70年前はどうやってドラゴンを封印したんですか。」
「それが、全く覚えてないのじゃ。」
「そんな......。」
誰もがもうダメだと思った時、またあの時と同じように、ぼくの頭の上から手紙が落ちて来た。その手紙には、
「三つのつるぎが重なるとき、光り輝くつるぎは我らを勝利へと導いてくれるだろう。」
と書いてあった。
「三つのつるぎ......それを見つければドラゴンを封印できるのか?」
「失礼します。」
リキさんが手紙を読んだ。
「三つのつるぎ......あのことかな。」
「リキさん、なにか知ってるんですか。」
「ドリーム王国には伝説のつるぎというのがあるんです。そのつるぎは三つあって、炎のつるぎ、水のつるぎ、光のつるぎの三つです。そして、そのつるぎが合わさったら強力な力がわくという伝説です。」
「そんないすごいつるぎなんだ。じゃあそのつるぎを今から探しに行きましょう。」
「でも、そのつるぎがある場所は分からないのです。」
「じゃあどうやって探せばいいんだ......。」
手紙をよく見ると地図があった。それは三つのつるぎがある場所を示していた。
「よし。この場所に行きましょう。」
「はい。」
ぼくは、急いで王宮を出た。
「まずは、水のつるぎがあるこの湖に行こう。」
走っていくと、そこはとてもきれいな湖で水が透けて中の小石や水草がよく見える。
「こんな所につるぎがあるのか。」
探し始めるといきなり、湖の中から水の竜が出て来てこう言った。
「私は湖の守り神、水竜だ。そなたたち、何を探しているのだ。」
いきなり出てきたもんだから、ぼくはおどおどしながら言った。
「み、水のつるぎです。」
「水のつるぎ......。」
リキさんが言った。
「何か知っておられるのですか。」
「水のつるぎは、渡せん。」
「なぜですか?」
「水のつるぎはこの湖の宝だ。簡単に預けられるか。」
「では、なにかぼくにできることがあれば言ってください。そのかわり、見つけ出したら水のつるぎと交換してください。」
「ほう。ならば、この湖の中でなくしてしまった私の水玉を探してくれ。」
「はい。......水玉ってなんですか?」
「水玉とは、それぞれの竜がもっている宝のようなものだ。さきほどの地鳴りで落ちてしまったのだ。」
「分かりました。」
ぼくはリキさんと湖の中にもぐって探した。ぼくは水中を泳ぎながら周りを見渡してみた。すると、向こうが一瞬光った気がしたんだ。急いで光った方向に行くと、なにやら青色の小さな丸のカプセルのようなものがあった。それをもぐって取ると、さっそく水竜に見せた。
「これですか?」
「おお、これだ。これが水玉だ。」
「では、水のつるぎを貸してもらえませんか。」
「いいだろう。」
水竜がそう言うと、ぼくの目の前に水のつるぎが現れた。それを受け取ると、水竜にお礼を言って、ぼくは火のつるぎがあるという砂漠へ走った。
「急がなくっちゃ。」
まだドラゴンは目覚めていない。
「この調子で三つのつるぎを集めよう。」
「はい。」
砂漠に着くと、そこにもまた、竜がいた。そして竜は、
「私は、炎の守り神、火竜だ。そなたたちが探しているものは、これか。」
そう言うと火竜は炎のつるぎをぼくたちに見せた。
「そ、それです。ぼくたちは炎のつるぎを探しています。」
「ならば水竜と同じように私の炎玉も見つけてくれぬか。」
「はい。」
ぼくとリキさんは砂漠の暑さにたえながら炎玉を探した。ぼくは砂漠の砂を必死に掘った。コツン。
「んっ?」
リキさんの声がした。
「なにかあったんですか?」
「いや、何かが当たったような......。」
ぼくはリキさんが掘っていた穴をかき分けた。そこには赤い玉があった。
「これ......か。」
その玉を火竜に見せると、
「それだ。ありがとう。」
と言って炎のつるぎと交換してくれた。
「よし。最後は光のつるぎだ。」
ぼくは光のつるぎがあるという森に行った。やっぱりそこにも竜がいた。そしてその竜は、
「私は光の守り神、光竜だ。そなたたちが探しているものは光のつるぎだろう」
「はい。 「だが、光のつるぎは今の状態では使い物にならん。」
そう言いながら光竜は二つに割れた光のつるぎをぼくの前に見せた。
「なぜこうなったんですか。」
「七0年前、光のつるぎは水のつるぎと炎のつるぎとでドラゴンをたおした。だが、光のつるぎはそこで力を使いはたしてしまったのだ。そこから回復するためには一00年必要なのだ。七0年では足りん。」
「そんな......。」
ここで終わりなのかと思ったその時、向こうの木漏れ日にあの時の少女がいた。
「君は......。」
少女は目を閉じた。すると光のつるぎが光出し、二つに分かれたつるぎが一つになった。
「ありがとう。」
少女は何も言わずに消えた。
「つるぎが直ったならそなたたちにあげよう。」
ぼくは、光のつるぎを受け取った。つるぎが三つそろったらあとは神の台に行って三つのつるぎを重ねればいいだけ。そう思っていると突然、
「ガァー。」
という音がした。それは、ドラゴンの鳴き声だった。
「急がないとドラゴンが。」
「早く神の台に向かいましょう。」
走りながら上を見てみるとドラゴンが羽をバサッバサッと鳴らしながら空を飛んでいた。森から神の台までは遠く、走っても間に合うかどうか分からなかった。ドラゴンは火を吹き、村に火をつけた。
「早くしないと手遅れになる。」
山道をかけ上り、てっぺんにある神の台に向かって走り抜けた。
「あともう少し......がんばろう。」
そう思った時、山頂が見えた。その真ん中に神の台があった。
「あぁこれで、やっと終わる......。」
頂上に着くとリキさんと水、炎、光のつるぎを神の台に置いた。すると三つのつるぎは光出し、その光は空に上がった。光がやんで目を開けてみると周りにドラゴンはどこにもいなかった。村についた火も消えていた。
「たおしたのか?」
リキさんが笑顔で言った。
「はい!」
「やったー!」
ぼくは思わず大きな声で言ってしまった。
「さあ帰りましょう。」
王宮に帰ると王様が待っていた。
「待っておったぞシュン。君は、ドリーム王国の英雄じゃ。」
その時、体がゆっくりと透明になっていった。
「ありがとうございました。私はあなた様を一生忘れません。」
こちらこそ、そう言おうとしたらぼくは消えた。  

気が付いたらぼくは、図書室の机に横たわっていた。
「夢だったのかな......。」 ぼくは、あのまほうの本があった本棚に行ってみた。
「あれ?」 そこには、あの本はなかった。そのかわりに「三つのつるぎ」という題名の本があった。
その本を開くとそこにはぼくがいて、リキさんがいて、ぼくの冒険がのっていた。
「夢じゃなかったんだ。」
ぼくはこの大ぼうけんは誰にも言わないよ。未来のぼくの孫以外はね。

  (無題)    N.A

 

  ぼくは、小学六年生のあきら。

あきらはいつも休けい時間に友だちとみんなでペッタンという遊びをしていた。いちばん人気があるのは、めずらしい牛乳のふたの未使用のふたで、デカは大きいふたで、カッチンは未使用のふた。いろいろなデザインもあった。  

ある日の休けい時間もいつも通りみんなとペッタンをして遊んでいたらつまずいて転んでしまった。

目が覚めたら今まで誰も持っていなかったデカとカッチンがいっしょになったデカのカッチンを、ぼくはにぎっていた。

なんで持っていなかったデカのカッチンをにぎっているんだろうと不思議に思った。

でも、これでみんなに勝てると喜んでいた。そしてデカのカッチンを使って遊んでいると友だちからうらやましがられたりしてあきらはとても喜んでやっていた。その時、友だちに、

「それ、どうやって手に入れたんだよ。」

と聞かれたので、あきらは、

「それが、さっき転んでしまって目が覚めたら持っていたんだよ。」

と言うと友だちが、

「それ、どういうことだよ。何で転んだら、持っていたんだよ。」

と言われたので、あきらは、

「それが、ぼくも分からないんだよ。」

と言うと、

「じゃあぼくも転んで、目が覚めたらデカのカッチンを持っているのか?」

と言われたのであきらは

「う~ん……それは分からないからためしにやってみる?」

と言われたので、友だちはわざと、教室で転んだ。そして、目が覚めるとデカのカッチンを手でにぎってはいなかった。二人とも不思議に思って何で同じことをしたのに持っていなかったんだろうと考えながらもう一度遊んでいた。

そして、あきらがもう少しで勝てそうになったとき、チャイムが鳴った。  

 

気づいたらもう、デカのカッチンは持ってはいなかったし、もう少しで負けそうになっていた。どうしてもう少しで勝てそうだったのに負けそうになっていたんだろうと思い、さっきの友だちに話してみた。けどその友だちは、

「何のこと。」

と言った。  

あきらは不思議なことがたくさんあって、ボーっとしていると先生に、

「席に着きなさい。」

と言われた。  

そしてまたいつも通り授業を受けていた。

(無題)   S.M

 

僕は、小学五年生の悠大だ。普通の学校生活を楽しく送っている。だが下校の今、ヤバイ事態におちいっている。

黒い車が僕の近くに停まり、そこから男が出てきて僕のところに歩いてきた。そして男がこう言った。

「僕、何って名前の子なの。」

そう言われた瞬間、僕は誘拐犯だと思いとっさに大声を出し逃げた。

「おい、待て。」  

誘拐犯が追いかけてきた。

(なんだこいつ。メチャメチャ速えぞ)

誘拐犯はとても速く、すぐに追いつかれた。

(僕も、もう終わりなのかなあ)

 そう思っているうちにハンカチで口をおおわれた。

(ヤバイ。息ができなくなるのか)  

だが、急に眠くなった。声を出そうと思っても声が出せない。体を動かそうとしても体に力が入らない。

(どうしよう)

そう思ったが目が閉じてしまった。  

気が付いたらそこはいつも歩いている道路ではなかった。そこは、建物もない、木がおいしげっているジャングルらしき場所だった。

(ここ、どこだよ)

そう思ったら、とんでもないものが目に飛び込んできた、目に飛び込んだものは、なんと恐竜だったのだった。

(なんで恐竜なんかいるんだよ。っていうかさっきの誘拐犯どこに行ったんだよ)

 そう思っているうちに翼竜が近づいてきた。

(ヤバイ、ぶつかったら死ぬぞ)  

だが翼竜はすれすれでよけて空へ羽ばたいていった。

(危ねえ。死ぬところだった。ていうか、恐竜がいるってことは、もしかして、タイムスリップしたのか!)

 そんなことを考えていると、さっきの誘拐犯が突然に現れた。

「おい、なんで僕がこんな所にいるんだ。」

「それは、教えてあげられないよ、じゃあまたね。」

 そう言うと誘拐犯は消えていった。

「おい、待てよ。」

(誘拐犯はどこに行ったんだよ。これからどうしよう。ここには誰もいないだろうし……。まあ歩いてみるか)  

そして僕はあてもなく歩き出した。歩いていると中にも色々なことを考えていた。自分がなぜここにいるのか。あの誘拐犯は何者なのか。そういうことを考えていたら、大型の恐竜が僕を見つめていた。

(あの恐竜何で僕の方を、ずっと見ているんだろう。襲いそうな雰囲気でもないし、近づいてみるか)

 そう思い近づいてみると、とんてもないことが、起こった。

「おい、悠大。」  

恐竜がしゃべった。たしかにしゃべった。だが、僕は信じられなく、内心、

(恐竜がしゃべるわけねえか。僕の頭、おかしくなったのか。)  

そう思ったら恐竜がしゃべった。

「おまえの頭がおかしい訳じゃないぞ。」

(この恐竜はどうやら思っていることが分かるらしい。そんなこと本当にあるのか。)

 そんなことを思っている内にだんだん眠くなり始めた。

(もうちょいここにいたいのに。)  

そう思っている内に意識がとだえてしまった。  

 

気がついたら連れ去られた場所だった。手には何かをにぎっていた。手をひらいてみると恐竜の骨だった。

「夢じゃなかったのか。」  

思わずつぶやいてしまった。  

それから何日か過ぎた。だが、特に変わったこともない。ただ一つ変わったことがある。それは信じられなかったことが信じられるようになったことだ。だから何か不思議なことがあっても僕は動じない。また恐竜が現れても。

 

 『 ふしぎな冒険 』   H.Y  

 

         

ある日、いつものように四人は神社で「グリコ」をしてあそんでいた。

一番上についたさくらがよろこんでいるとさくらの周りにさささっと動くものがいてさくらは違和感を感じた。びっくりしてこわかったのでさくらは、まなかやれなやゆうかを呼んでさっきのことを話した。三人は、

「違うでしょ。見間違えじゃない。」

と言った。でもその三人もむねがどきどきしていた。四人はすごくこわくなってゆうかが、

「帰ろうよ。」

と言って階段を降りようとしたとき、

「まってよう。」

とだれかが言った。

それは、小さい小さい声だったけど、四人は分かって立ち止まり、その小さい声のする方に向かって、

「だれかいますか」

といったら、草むらから出てきたのは、小さい小さいハムスターだった。

四人はびっくりして思わず、

「キャーキャー。」

と言ってしまいました。そうしたらハムスターが、

「しーしー」

と言い、四人はだまりました。れなが、

「あなたはだれ?」

と聞いたのでハムスターは、

「ぼくはハムスター王国から来たハムハムだよ。ある日、町に出かけたら不思議なお店があったから、そこのお店に行ってみたら、突然、落とし穴があってついつい入ったら、この神社にきちゃった。」

と言ったので四人は、

「へえ~。」

と言いました。

次はまなかが、

「ハムスター王国ってどこにあるの?」

と聞いたらハムスターのハムハムは

「それはないしょハム。言ってみないとわからないハム。」

と言ったから、なんにでもきょうみを持ってしまうれなが、

「ねえねえ、ハムスター王国に行こうよ。」

と言ったら、心配性のゆうかが、

「こわいよ。私、いけないよ。」

と言いました。みんなは考えてから、

「がんばってハムスター王国に行く。」

と言ったらハムハムが、

「行くの。でも、ハムスター王国は遠いよ。」

っていわれたけど、四人は、

「どうしても行きたい。」

と言ったのでハムハムは四人をつれてハムスター王国をめざした。

神社の周りを見ていたら、小さいあながあった。とても4人には入れないが、あなを大きくしてそのあなに入った。

そこには、三本の道があった。ハムハムは一枚の紙が落ちていることに気がついた。 ハムハムは四人に、

「なにかの紙が落ちてたよ。」

と言ったので、四人はその紙を広げて、読んでみた。その紙にはこう書いてあった。

ハムハムへ 君には長い冒険をしてさまざまな試練にいどんでもらう。そして無事にもどれなければ君はずっと人間の世界にいてもどれなくなるぞ。それでもよいならやらなくていい。 長老より

ハムハムはそれを読むと、

「長老様の命令だから、絶対やりとげるハム。みんな手伝ってくれるハムね。」

といったので、れなは、

「ハムハム。絶対にやりとげよう。」

と言ったので三人は、

「ううん。」

と言うしかなかった。れいせいなさくらが、

「で、さっきの3本の道の話だけど・・・。」

と言ったので、静かなまなかが、

「この三本の道のどれかがだいじょうぶな道だよね。」

といったのでゆうかが、

「ねえねえだれか見てきてよ。私はこわいから、見てきてよ。」

といってれなが、

「うん、わかった。見てくるね。」

といったので、さくらが、

「だめ、れな。あぶないよ。」

といったら、れなは、

「だいじょうぶだって。これだからさくらは冷静すぎるんだよ。」

っていったら、さくらは、

「はいはい。分かりました。どうぞ好きにしてよ。」

と言ったのでれなは、

「じゃあ、行ってくるね。」

といって入っていった。

そしてれなの大声が聞こえてきた。そしてれなは、無事になんにもなく帰ってきたので、みんなはほっとした。れなは、

「すごかったよ。だってすごくいっぱい花がさいていてきれいだったよ。」

と言ったので、ハムハムたちは入ってみることにしました。  

そこには花がたくさん咲いていてびっくりしました。さくらは、

「うわあ、きれい。」

と言いました。そして道をちょっと歩くと、また一枚紙が落ちていました。それをひろったまなかはその紙を読みました。

『今から花をふんではいけないゲームをするぞ。ルールは簡単だ。花をふまないように歩き、先にゴールしたら勝ちだ。対戦相手はさくらだ。ハムハムの仲間だが、手伝うようにたのんでおいたのだ。ではな。』  

ハムハムとさくらはスタート地点に行ってゴールを見た。審判はれながやることにした。れなが大きな声を出し、

「位置について、よういスタート。」

と言った。ハムハムとさくらは花をふまないようにいっしょうけんめい走った。ゴールが見えてきたとたんにハムハムが前に出た。そしてゴールに先に着いたのがハムハムだった。みんなは、

「いえーい。」

と言って喜んだ。そして気づいたら果物と紙が置いてあった。今度はれなが紙を読んだ。

『よくがんばったな。果物をあげるから、食べていけ。さあ、次はどこだろうな。まあ、せいぜいがんばるんだな。』

と書いてあった。みんなは果物を先に食べて向かった。先へ先へ歩いてついたのは川だった。そしてまた紙があったのでゆうかが読んでみた。

『次の試練はボートに乗ってわたるゲームだ。ボートに乗り、向こう側へわたるのだ。途中でわににおそわれるかもな。でも君たちでがんばれ。』

これを読んだハムハムたちは、

「ようし、絶対にわたってみせるハム。」

といってボートに乗ろうとしました。そのボートの近くにじょうぶなひもと紙が置いてありました。ひもと紙を取ってみました。その紙には、

『もうひとつわすれていたが、このひもを使って渡ってもよいぞ。このひもの使い方は、向こうの島の大きな石があるから結んでひもにしがみついて向こう側にわたるということだ。どうだ。ボートとひもどっちにするか分かれ道だ。ではな。さらば。』

という手紙を読んだ後、みんなで考えました。さくらとまなかは、

「ひもがいいんじゃない。だってわにが出てきておそわれるかもよ。だけど、ひもだったら、上にわたっていくからわににおそわれないよ。」

と言いました。でもゆうかとれなは、

「上をわたるのは、こわいよ。ハムハムは小さいから落ちちゃうよ。」

といって言い合いになりました。さくらとまなかとゆうかは、

「ねえねえハムハムはどうなの?」

と聞いてきたのでハムハムはこまってしまいました。そして、ようやくハムハムが言いました。

「ぼく、みんながけんかしたらいやだよ。だから言い合いじゃなくてみんなで意見を出し合えばいいんじゃない。」

「ごめんなさい。」

四人は言いました。それから、四人は笑って話し合いました。さくらが、

「どうしてこわいのか言ってね。」

といって、まなかとゆうかが、

「だってひもが切れたら大変だし、どうやってあそこの岩にひもをかけるの」

といいました。れなとさくらは、

「ひもは見た感じ丈夫だし、岩にかけるのはできなくても何回もやればできるって。」

といいました。さくらが、

「次は私たちの意見ね。ボートだと川の流れが強くて流されちゃうし、わににおそわれるかもしれないからいやだよ。」

と言いました。

「それはだいじょうぶじゃないの。だって今、川の流れは急じゃないし、わにのいる気配なんてないよ。」

ゆうかが言ったので、四人は考えました。

「ちょっと、みんなで確かめようよ。わにがいるかとか、ひもはじょうぶかとか、みんなで手分けしてだいじょうぶか。」

さくらが言ったので、ハムハムと三人は

「うん。」

といい、確かめました。

「ひもはかたくてちぎれなかったよ。」

さくらが言いました。

「わになんていなかったよ。」

ゆうかが言いました。れなが、

「ハムハムは私の服のポケットに入れてわたるからだいじょうぶ。」

といいました。まなかが。

「川の流れはゆるやかだったよ。」

と言いました。ハムハムは

「で、どっちにする。」

と聞きました。四人はうんと考えてひもをえらびました。そして、れなが持って投げつけました。五回くらいやったらできました。まずは、れなとハムハムがわたりました。次にゆうかが渡りました。まなか、さくらと続き、みんな島についたので先に進みました。ここには、山がいくつもありました。そしてこの山の入り口に紙が落ちていました。

『ほっほっほ。おそかったな。まあよい。次は、山を登って下っての繰り返しだ。体力がだいぶなくなっておるだろう。水筒をあげるからがんばってな。』

それを読み上げたとたんに水筒がでてきたのでそれを飲んだ。さくらが

「じゃあ、行くよ。」

と言ったのでみんなは

「おー」

といって登り始めた。 30分してからみんなが

「もうだめだ。」

といってくたくたになった。ゆうかが、

「ねえねえ。もう、五時だよ。家に帰らないとおこられちゃうよ。」

といった。さくらが、

「ハムハム。今日は私の家にとまっていいからここらへんにしとかない。」

と聞いたので、

「いいよ。だってドアがそこにあるじゃんか。今日はここでいいハムよ。明日はここから冒険のはじまりだ。明日もみんなよろしく。」

とハムハムが言った。四人はドアを開けた。そこは、神社だった。みんなと別れて桜とハムハムは家に帰った。  

朝になった。さくらとハムハムは起きて神社に行った。そこにはもう三人がまっていた。

「さくら、おそすぎ。」

れなが言った。

「ごめん。」

とさくらは言った。ゆうかが、

「ハムハム、そこからだっけ。っていうかドアはどこ?」

と聞いた瞬間、みんな落ちていった。れなが、

「こんなところにあったの。もうちょっとわかりやすくしてよ。」

と言ったので、ハムハムが

「そんなことはできないハム。だってハムスター王国は人間や動物には知られないようにしてあるハム。」

といいました。れなが、

「あっそ。」

と言ったのでまなかが、

「れな、やめた方がいいよ。けんかになっちゃうよ。」

と言いました。さくらもゆうかも

「れな、やめてよ。」

と言いました。それでれなもハムハムもけんかせずにすみました。さくらが、

「じゃあ、行こうか。」

といってみんなは、

「うん。」

といって歩き始めました。でも、またみんな

「もうつかれた」

といってくたくたです。まなかとゆうかが

「みんなお茶いる。私たち、どうせつかれるだろうなあと思って持て来たの。」

と言ってさくらとれなとハムハムにコップをわたしてお茶を入れました。みんなは、

「おいしい。」

と言って飲みました。さくらが、

「もうそろそろいこうか。」

と言ったのでみんなは、

「うん。」

といって歩き始めました。歩いて行くと次は下っていく道があったので坂道を走って下りました。ハムハムが、

「ここで休憩しようハム。」

と言ってみんなでお茶を飲んでからまた歩き始めました。しばらく歩いていくとまなかが、

「見て、みんな。あっちに何か光っているよ。」

と言ってれなが、

「ねえねえ、ハムハム。ここが、ハムスター王国なの?」

といったからハムハムが、

「ちがうよ。」

と言ったのでれなが、

「じゃあ、どこなの。」

と言い返しました。ハムハムは、

「それはないしょ。ハム。」

と言ったのでれなは、

「もう。みんな早く行こうよ。」

と言ったからみんなは、

「うん。」

といい、光の中をくぐって歩いて行きました。光の中をくぐった瞬間、最初の三本道と一緒 な場所に来たみたいでした。みんなが

「え-、また同じ場所から。」

と言ってすわりこんでしまいました。でも、ハムハムは、また一枚の紙がおいてあることに 気がつきました。そして、紙をひろってみんなに見せました。さくらが声に出して読みまし た。

『よく、ここまでがんばってきたな。ここは、三本道ではない。よくにておるが、中はちがう。最後だ。最後の問題はクイズだ。クイズに答えて正解したら、ハムスター王国に行かせてあげよう。でも、正解しなかったらこわいめにあうぞ。がんばるがよい。クイズは全部で五問だ。五問中一問正解したらハムスター王国だ。では、ハムスター王国でまっているぞ。さらば。』

といって書いてあった。れなが、

「クイズに正解したら、ハムスター王国に行けるんだよね。ようし、がんばるぞ。」

と言いました。まなかが、

「れな。また調子にのると変な目にあうぞ。だから、あんまり乗らない方がいいよ。」

と言いました。ゆうかが、

「そうだよ。そうだよ。」

と言ってまだ、みんなのことをあんまり知らないハムハムは、

「そうなの?」

と言ってさくらとまなかとゆうかが、

「うん。うん。」

と言いました。さくらが、

「とにかく正解しよう。」

といってみんなは、

「おー」

といって問題をとこうとしました。すると、また紙がおちてきました。さくらがそ れをとって読みました。

『では問題。一問目。鳥取県の大山は標高何メートルでしょう。紙に書いてな。こういう感じでやるからな。』

みんなは考えました。さくらが、

「たしか1000メートルこえてるよね。ちがうかな?」

と言いました。まなかが、

「そうそう。千何百メートルだったよね。」

と言いました。ゆうかが、

「その何百メートルってなんだろう?」

と言いました。とりあえず、みんな分からなかったので紙には

「わかりません。」

と書いておきました。それから、少し待っていると紙がまた落ちてきたのでさくらが拾って読みました。

『第一問目は残念だったな。まあ、あと4問残っているからがんばれ。第二問は、これだ、暗算だ。紙に書いてある問題を解くのだ。全部で10問だ。二問ほど間違えてもよい。三問ちがえるとだめだ。足し算、ひき算、かけ算、割り算だからわかると思うがな。』

と書いてありました。れなが、

「えー、わたし、勉強苦手なんだよね。」

さくらが、

「大丈夫だって。みんなで力をあわせればなんとかなるよ。」

といい、まなかとゆうかとハムハムが、

「そうだよ。だいじょうぶだって。」

と言いました。        

 

続く・・・

 『 夢 』   H.H

                     

「きゃー」

小学三年生のつばさが、学校から帰った後、友達と遊ぶ約束をしていたので、友達の家に行った時のことです。そこには、同級生のみくとはながおうちごっこをしていました。

みくがトイレに行った時、遊んでいた人形が動いて、つばさとはなは、まほうをかけられていまい、小さくなってしまったのです。  

みくは、二人はもう帰ったんだと思い、人形を片付けてしまいました。  

きゅうなことにみくは引っ越しをすることになりました。人形(実はつばさとはな)は箱に入っていたのでそのままいっしょに行ってしまいました。  

他の町へうつったみくは、新しい友達に前に使っていた人形をかしてあげることにしました。(その中には、人形になったつばさとはなもいました。)遊んでいたら、はながくしゃみをしてしまい、気づかれたと思ったら気づかれてなくてつばさはほっとしました。  

その夜、つばさとはなは、人形たちに

「もとにもどしてほしい。」

と頼みました。すると、

「人形の一番大切なカギを手に入れてきたらもとにもどしてあげる。」

と人形が言いました。

「どうやって手に入れるの」

「それはね、このパズルをといたらわかるよ。」

と人形たちは話してくれました。

それから、つばさとはなは、いっしょうけんめいパズルをときました。

二日後、ようやくわかりました。人形たちにパズルを見せるとまちがえはなく、全部できていました。できていたので、飛べる羽をつけてもらいました。つばさは飛べるか心配でしたが、夜、みくが寝ているとき、箱の中から飛び出してカギを探しにでかけました。

山をこえて、ようやくついた場所が人形のえらい人のところでした。とてもこわくてなかなか近づけませんでした。

「ねえ、つばさ、もう帰ろうよ。」

「でもこのままだとお母さんやお父さんに会えなくなるよ。」

「それはちょっと・・・」

勇気をふりしぼって、えらい人がねているところを見ながら、カギを取りに行きました。気づかれないようにそおっとそおっと近づきました。ようやくついたと思ったら、人形が寝返りをして、つばさとはなはびっくりしてしりもちをついてしまいました。

やっとのことでカギを手に入れることができました。つばさとはなは大喜びをしました。 みくの家にかえって、人形たちにカギをわたしました。そして、もとにもどしてもらうことになりました。  

次の日、みくが友達と遊んでいたところ、急につばさとはなが大きくなり、みくがびっくりしました。

「みく、わたしたちこの人形たちに小さくされてしまっていたの。」

「え~、そうだったの。」

「全くきづかなかったわ。」

「この人形たちってふつうの人形じゃなくてわるいやつだったんじゃない。」

「そうかなあ」

「あっ目が光った。」

「きゃー、本当だ。」

自分のひめいで目が覚めた。

「全部、夢だったんだ。ああ、よかった。」

つばさはほっとしました。

  『 小さな出会いと大きな経験 』     U.K

 

ちょうどその時、ゆう斗は家でおやつを食べながらごろごろし、テレビを見ていた。突然、かみなりがなり、ゆう斗の家の前に少年がたっていた。青色の玉が見えた。少年はそのまま立ち去った。

「ここかな」

と青い服を着た人が来た。

「きみ、名前は?ぼくは石山ゆう斗。」

「ふーん、おれは石山かいり。」

「おまえ、何者だ。」

ゆう斗は言った。

「さっき、かみなりがなって、青色の玉があったでしょ。ぼくは天空からきた。かみなり神様のつかいで、あなたの子供なんだ。」

「えー」

とゆう斗はさけんだ。  

その頃、学校では、

「なあ、ゆうき。」

カイトは言った。

「あいつ、三日もやすんでいるよな、学校。」

「だな。」

「ぼく行ってみてくる。」

コウタは言った。

「コウタ、生きて帰れよ~。」

「では、きてくれんか。この町の上にある天空界に行くために。必要な玉をあと六つさがしてくれるか。」

「うん、行きてえぞ!」

ゆう斗は言った。すると、このとき、コウタがダッシュしてやってきた。

「コウタ、おまえ、なぜここに。」

「聞いてただろ。ってことなんだ。行くか、青い玉さがしに。」  

すると、その時、カイリの電話がなった。

「あと、三日で天空界にこないと、ドビラ閉まるぜ。」

「分かった。」

とカイリは言ってあわてて切った。  

次の日、コウタをおいて、ゆう斗とカイリの二人は、玉を三つゲットしていた。

「なあ、カイリ。天空界で何がおきてるか、教えてくれよ。」

「かみなり神様は、雨の日に剣を使ってかみなりを発生させるのが仕事。その剣を強化しすぎて、自分でもコントロールできなくなり、剣がかみなり神様を支配してしまい、天空界は大ピンチなんだ。」

「やべ、あっちにかみなりが」

「よし、四つめをゲットするぞ、カイリ。」

「おー」

といって走っていたカイリとゆう斗だったが、

「行き止まりだ。」

といって、ペースがおちてしまった。

「腹減った。うんめいものくいてえ。」

カイリは手をおでこにあてて、もう一つの手でゆう斗を引っ張って

「どりゃあー」

「うわー」

「ワープ完了」

と言って、人気ラーメン店にいた。

「おめえ、六はいも食うんだな。」

「ひっひっひ」

とゆう斗は笑った。

「よっしゃー、いくぞ、カイリ。」

と言った時、かみなりがなり、ゆう斗の手のひらに青い玉がのった。

「よっしゃー、四つめゲット。」

「四つめはきせきだけどな。」

あきれたようにカイリは言った。 天空界では、

「にげろ。」

と言う大きな声が聞こえた。

「まってろ。今すぐ救うからな。」

「あと二つの場所がわかったぜ。」

「一つは発電事務所。」

「あと一つは海町駅前だ。」

「なら、あと500メートルで駅、700メートルで発電事務所だ。」

・・・・あっという間に二つをゲットしたカイリとゆう斗だった・・・。

「あっちから宇宙船が近づいてくる。」

「世話になったな。ゆう斗。あれは、暴走していた神様の宇宙船だ。」

「やはり、おれ、一人で行く。あばよ、ゆう斗。」

「まだ、おわかれじゃねえぞ。」

といって、カイリの手をつかんだ。

「父親としていかねえなんて最低じゃねいか。だから、いっしょに行くぜ。」

「みんな、聞いてくれ。ゆう斗は、おれのために真剣に青い玉をさがしていたんだ。おうえんしてやってくれ。」

そう言うと、カイリの前に天狗が現れ、いっぱい風をふかせました。

「行くぜ、カイリ。」

「わかってるぞ、父さん。」

「二人の力があれば、たえられる」

「くっ」

といって天狗はどこかに行ってしまいました。

そして、宇宙船にたどりつき、神様の部屋にたどりついたゆう斗とカイリだった。

「てめえとじゃんけん勝負するぞ」

ゆう斗は言った。

「ああ、かかってきな。」

と言ってから神様は分身しました。

「まずは、おれからだ。」

と言ってカイリがいきました。

「いくぜ、じゃんけんぽん」

「カイリはチョキ、神様はパー。」

ゆう斗が確認した。

「よっしゃ、カイリの勝ちだ。」

といって喜んだ。

「このまま、なみにのって勝つぞ。じゃんけんぽん。」

カイリ、ゆう斗ペアの勝ち。勝ったおかげで宇宙船に入ることができた。

「大変だ、炎の神様が暴走しちゃって。」

「えー」

「俺はもういやだ。」

「にげんな。」

「じゃんけんだ」

さて、決着がつくのでしょうか?・・・       続く

 『 鳥の楽園  』             I.S

第1話

ある夏休みのこと、米をとる鳥のわなに鳥がひっかかっていたので、たすけてあげました。そうしたら、鳥が集まってきて、しゃべりだし、

「ありがとうございます。」

といいました。

鳥たちは雲の上につれていってくれました。雲の上には鳥たちがいっぱいいました。

「ここは、鳥の楽園だよ。」

と鳥たちが言いました。のぶゆきくんは、鳥たちにならって空をとぶことができました。  

そして、のぶゆきくんは持っていたパンのかけらを鳥たちにあげました。そのお礼に鳥たちからバッチをもらいました。  

すると、お母さんの声が聞こえてきました。のぶゆきくんは、

「夢だったのか。」

と思いました。手には取りにもらったバッチを持っていました。

 

第二話

ぼくは、今日、ふしぎな出来事にあいました。  

夜、お母さんが会議に行っている時、ぼくは勉強をしていました。その時、ドアがガチャッといいました。ぼくは、お母さんが帰ってきたと思って、

「おかえり」

といいました。しかし、後ろを見てもだれもいません。こわくなって、お兄さんをよんでいっしょにげんかんに行きました。それでもだれもいませんでした。  

ねむくなったので、ねることにしました。すると、夜中に変な音がして目がさめました。その音は、玄関からしました。電気をつけてみると、変な生き物がいました。それは、オオサンショウウオでした。

「ぼくはオオサンショウウオのお父さんです。」

と言いました。

「今、ぼくはこまっているのです。」

「その悩み事は何?」

ぼくは聞きました。

「八代川でくらしていますが、つい最近、コンクリートでうめたてられて、ぼくのおじいさんがぼくだけにがしてくれて、まだおじいさんはコンクリートの下でたえています。コンクリートをとってもらうために、コンクリートの上で遊ぶ子供を転ばせているのです。」

と、オオサンショウウオが言いました。  すると、

「ピンポーン」

とベルがなりました。ドアをあけると、夏休みにぼくがたすけた鳥たちがいました。今、聞いた話を鳥たちにしました。鳥たちは協力してくれるといってくれました。

そして、みんなで考えていると鳥たちが言いました。

「のぶゆきくん、ぼくたちがあげたバッチもってる?」

「うん、持っているよ。」

「そのバッチは一つだけねがいがかなうバッチなんだ。それをつかうしかない。」

                                  つづく

 

『 いったいここは、どこなんだ 』   T.Y

空が青々と晴れたある日、ゆきは、庭でメスの犬、チワとトランポリンなどをしていた。
そんな時、なんと、とびすぎてまほうの世界にいっていた。おどろいたゆきは、ちょっとこわくなってスキップをしてみたら、空を飛ぶことができた。そのとなりには犬のチワがいた。ふしぎに思いながら空をとんで町へいってみた。
そこは、見たこともないふしぎな世界だった。みんなが空を飛んでいた。ゆきは、まいごになってしまった。勇気をふりしぼり、つめがとがったちょっと怖い人に
「ここは、どこ」
と話してみた。
「ここは、まほうの世界だわ。おっほっほ。」
と言われると、目をまんまるにした。
ゆきは、犬のチワがいなくなっていることに気づいた。さがしにいった。そうしたら、犬のチワが人間の女の子になっていた。
海の上で空を飛べなくなって、チワといっしょに海におちて知らない世界へいっていたことを思い出した。
いくつかの扉があった。その扉には、
「お題は、このまほうの世界にある昔から伝わるでんせつのなぞをとけ。そこは、暗いなぞの穴だ。」
と書いてあった。
なぞをといてリュウが持っているかぎをゲットしなければならない。それは、むずかしかった。チワと協力していろいろと探検した。 暗やみの穴についた。そこでは、こうもりが目を光らせていた。中を見ると真っ暗で何も見えなかった。そこには、リュウがいて、かぎを持っていた。ゆきが鏡を持っていてリュウの目をくらませた。
リュウはぐっと縮まっていた。そのすきにチワがかぎを取ろうとしたけれど、しっぽにあたって飛ばされてしまった。けがをしてしまった。でも、チワは立ち上がっていっしょうけんめい取ろうとした。  
やっとで取ることができた。リュウは、ものすごいいきおいで動いていた。まわりには、こうもりやなまけものもいてこわかった。二人で協力してなぞをといた。かぎでとびらをあけ、ふしぎな道を通って帰った。  

気がつけば、みんながいる元の世界へかえっていた。 そのとなりには、元通りのチワがいた。その後は、スキップをしても空を飛ぶことはなかった。

  『 夏休みの思い出 』                                  O.H

「ゴロゴロゴロゴロ!」

「ザー!」

大雨の日、小学五年生の博翔は家でゲームをしていた。博翔は、いつもとはちがう感じだった。いつもは楽しくゲームをしているが何かすごく気になっていた。  

小学校と家が近かったので、学校の外にある倉庫にいった。だが、サッカーの道具も何も変わっていなかった。そのはずだった・・・。

「ピシャーン」

と大きな音と光を出して目の前にカミナリが落ちてきた。  

目を開けるとサッカーボールが浮かんで固まり、ひびが入り、五つに分かれてとんでいった。こわくなった博翔は家にかけこんだ。  

もう一度ゲームを開くと、変なクマのような動物がうつり、こう言った。

「おれはサッカーの倉庫にいた、サッカーの道具たちを守る神様なのマー。サッカーボールが破壊され、道具達が暴走しているのマ。だからさがすのを手伝って、暴走するのをとめてもらいたいマ。」

 そして、ぼくはこう言った。

「おまえの名前は?」

「そんなのわすちゃったマー。だからすきによんでいいマ。」

「それなら、クマでいいマ。」

「おれはクマじゃないマ。たしかに「マ」が最後についてしまう。けど、クマじゃないマ。」

ぼくはものすごくなやんだ。

「う~ん。それなら、最後に「マ」がついているから「マー」でいいんじゃねえ?」

「まあ一応、それでいいマ。また今度ぜったいに名前をかえると約束するマ。」

「はいはい、わかったよ。それよりも破壊されたサッカーボールをさがすんじゃないのか。」

「そうなんだけど、まだレーダーがとり返せてないマ。」

「レーダーってなんだ?」

そう聞くと、マーが深刻そうに行った。

「レーダーというのはサッカーボールの場所を示す物なのマ。それをだれかにぬすまれて人間界におとされたのマ」

 ぼくは1ヶ月くらい前にゲームボーイのようなものを拾ったのを思い出した。いそいで二階のぼくの部屋へかけこんだ。やっぱりあった。それをマーに見せると

「これなのマ。どこで拾ったのマ。おれといっしょにかけらを集めてくれるマ」

びっくりしたぼくは

「べつにいいけど」

といってしまった。夏休みの宿題はどうするんだと思ったが、

「これはすごいマ、夢みたいマ。いいマ。ほんとだね。」

しかたがないなあと思ったが、ぼくはすぐにオーケーした。

「そんなに興奮しているけど、かけらを集めなくていいのか。」

「おー、そうだった。今、興奮している場合じゃないマ。レーダーは手に入ったけど、どこさがせばいいのかわからないマ。あっ、レーダーが手に入って暴走している道具達をしずめる「ちびだんご」がないマ。」

ぼくは考えた。そしてたまたま思いついたことを言ってみた。

「そいつらから言われた試練をクリアすれば出てくるんじゃないのか」

「そうだったかもしれまいマ。だからとにかくいってみる、マ。」

「まず初めに行くのは、この島根県の中の出雲大社にいってみるマ。」

「いきなりそんなすごいところに行くのかよ。」

「だってサッカーのチームで大社ってあるマ。だから、まあ行ってみるマ。」

(早くおわるといいけどな。まあ、楽しそうだからいいか。)

「それじゃいくマ。」

 いきなり、ピザを配達するバイクみたいなのに乗せられた。

そして、一瞬で出雲大社についた。ぼくは、おもしろくなった。

「今の何?どうやったの?てか、このバイク瞬間移動するの?」

「そうだマ」

「わーすげー。ってか、早く見つけないと」

「人がぜんぜんいないな。」

「あそこにへんなむれがいるマ。」

よくみるとサッカーのスパイクとすねあてとサポーターが集まって動いていた。

「あれがぼうそうしているやつらか?」

「そうだマ。たぶんあいつらのどこかにサッカーに関する問題が書いてあるはずなのマ。」

ぼくは、フェイントなどで攻撃をかわしながら問題をさがした。

「あったぞ。えっと問題は、・・・。2015年のサッカー日本代表の監督の名前はなんだ?」

「島根の大社の問題かと思ったら日本代表かよ。」

「べつにきにするマ。」

「で、えーと日本代表の監督は・・・ハリルジャパンだから、ハリル・ホヂッチ監督だな。」

「確か問題が不正解だったら、「ちびだんご」がでてくるはずなんだけどマ。」

 しばらくすると、光った玉みたいなのがうかんできた。

「あっこれは「ちびだんご」マ。正解だマ。」

「これをあいつらの中にいれればいいのか。」

「たぶんそうマ。やってみるマ。」

ぼくは、すばやくフェイントをして、群れの中にいれた。するとサッカーボールのかけらみたいなものがきれいに光ってでてきた。そして、ぼうそうしていたあのむれがおさまって一緒に冒険してくれると言ってくれた。

「よし、仲間になってくれたし、次のかけらもさがしにいくぜ。」

「いっくマ」

「えっと次の場所は山口県だマ。」

「山口県って島根じゃないんかい。」

「そうだ。中国地方をまわるんだマ。」

「はあーいくしかないね。この天気だとやる気でねーな。」

その日は大雨だった。

「まあ、がんばるマ・」

「で、山口のどこに行くんだよ。」

「えっとどこだったかマね。それよりゲームの中に入っているのはいやだマ。それより、ゲームの中に入っているのはいやだマ。ここから出る。」  

そう言ってしばらくするとマーがゲームの中からとび出してきた。

「おまえ、ゲームの中行き来できるのかよ。」

「それがどうした」

(おまえたちはふつうなのかよ。* 「それより山口県にいくマかよ。」

「よし、ついたマ。」

「ここ、どこだ。」

「山口県マ。」

「だから、山口県のどこなんだよ。」

「さあ、しらないマ。だけど山口県ということは間違いないマ。」

「山口県の有名なサッカーチームはなんだっけマ。わすれちゃったみたいマ。あとは、広島と鳥取は知ってるマけど、岡山県と山口県は少しかみなりの衝撃で記憶がふっとんだみたいだマ。」

「それより少し歩いてみるか。」

「そうだねマ。何かみつかるかもしれないマね。」

 そしてぼくらは山口県を歩いた。少し歩いているとぼくたちは陸上競技場にいた。そこには人もいないのに応援をする人たちが持っているスティックバルーンがういていた。

「あれもぼうそうってやつか。」

「そうみたいマね。それより思い出した。レノファ山口があったマし、岡山県にはファジアーノ岡山があったマ。」

ぼくは、スティックバルーンにかいてある問題をさがした。

「こいつふわふわういてよみにくいな。」

「そういうときは俺に任せるんだ。」

「ストップ・ザ・タイム」

気がつくとぼくらいがいのものが動かなくなっていた。

「どうなっているのこれ?」

「時をとめたんだマ。今のうちに問題をよむんだマ。

「そうだな。」

「問題は・・・本田圭佑選手の出身地は何県でしょうか。」

「早く問題をとくマ。」

「はいはい、答えは大阪府。」

そして、また、「ちびだんご」が光ってでてきた。

「時がとまっているうちに半分にして空気を入れるところから「ちびだんご」を入れようぜ。」

「そうだまね。」

そしてぼくらは「ちびだんご」を入れた。大きな光を出してかけらとスティックボールが手に入った。 「時は戻せないのか」

「もどせるマ。「ロック解除」マ。すると、時が動き始めた。」

「よし、次の場所に行くぜ」

「次は広島の広島広域公園陸上競技場に行くマ。」

「せーの」 そして、僕らは広島県の陸上競技場についた。

「そういえば、サンフレッチェ広島ってチームあったな。」

「あそこにたマ」 「あれってゴールとキーパーグローブだ。」

「次もさっさとおわらせるマ。」

「今回はすぐに問題を見つけられると思うけど。どうだ。」

「うーん、それはむずかしそうだマね。キーパーグローブがじゃましてしまうかもしれないマ。」

「少しまわってさがしてみるマ。」  

近寄ってもやはりキーパーグローブがじゃましてなかなか読めない。

「マーあれたのむ。」

「わかったマ。「ストップ・ザ・タイム」。」

「これで問題が読めるぞ。」

「問題、香川真司の出身地は何県何市でしょう」

「香川は確か、えっと大阪の近くだとは思うんだけど、どこだっけ?そうだ、兵庫県神戸市だ。」

 そして、「ちびだんご」が出てきてぼくはすばやく中に入れて三つ目のかけらを手に入れてゴールたちが仲間になった。

「あと二つで完成だマ。」

「次の場所はどこだっけ」

「岡山マ。岡山の陸上競技場に行くんだ。次のてきはたぶん手強いやつだマ。気をつけるマよ。それじゃいくマ。」  

そして、ぼくとマーは岡山県の陸上競技場についた。

「今回のてきはあのコーンか」

「そうみたいマね。」

「今回は時をとめなくてもいけるかもしれないとか考えてないマよね。」

「ぎくっ。」

「おれをむしすんな。」

「誰だ?ぼくとマーいがいにだれがいるんだよ。」  

あたりをみわたすと、コーンがしゃべっていた。

「コーンってしゃべるマね?」

「そんなわけないだろう。」

「それよりあいつをたおすぞ。」

問題をさがすが見当たらない。

「どこに問題があるんだ。コーンに弱点なんてあるのか?いやある。コーンはたわれる とおきあがれないんだ。だから、コーンの中に問題があるかもしれない。よしやってみるか。」

 ぼくは、コーンの動きをよく見てすきができるのをまっていた。そしてこうげきをよけた後、すきができた。そして足をかけて、転ばした。するとコーンの中に文字があった。

「問題:2014年のサッカー日本代表のキャプテンはだれでしょう。」

「これはかんたんだな。長谷部選手だ。」  

そして、ちびだんごが出てきた。コーンの中にいれるとコーンが

「助けてごしてだんだん。いっしょにぼうけんしちゃるけんよろしくな。」

といった。

「岡山県なのに出雲弁ってどういうこと?」

「気にするな」

「それよりあと一つで完成だな。」

「そういえば、まだ名前変えてもらってないマ。」

「あ、そうだったね。うーん、守護神だから、ガードマーでいいだろ。」

「そうマね。まえよりはいいマ。」

「喜んでいるのも今のうちだぞ。」

「今度はだれマ。」

「わが名はサッカーを支配するもの「SSM」だ。」

「おまえらが今まで集めてきたものや名前は今ではもうわが手にある。」

「どういうことマ。」

すると、今まで集めてきたかけらや仲間がつれさられていた。

「まつマ。仲間たちやかけらをかえすマ。」

「さらばじゃ。」

「どうする。ぜんぶぬすまれちゃったマ。もう一度集めることなんてできないマ。」

「それってどういうことだ。もう一度集めることはできないって。」

「おれは時間がもう三日しかないマ。三日たったら神の世界にもどらなきゃいけないマ。だから、もう一度集めることは不可能だマ。」

「いや、でも大丈夫だ。まだレーダーはとられていないし、あいつにもとばされていないかけらは一つの場所にすべてあるんだ。だから、レーダーを見てその場所に行くんだ。」

「レーダーによるとある場所は出雲大社だマ。すぐに行くマ。」  

そして、ぼくたちは出雲大社に行った。

「いた、でもあいつやばくね。」

「たたきのめしてやれ。」

目の前にゴジラのような怪物が現れた。

「あいつは強すぎる。角からだすネットには気を付けるマ。今はストップ・ザ・タイムがつかえないから気を付けるマ。」

ガードマーが言った通り、ネットを出してきた。それをよけることはできるが近寄れない。それに近づけたとしても問題がないのだ。  

ぼくは、少しこわかったが、ぼくはネットのこうげきを真正面から受けてネットをみまわした。すると一つの文字があった。

「よし、これならいける。」

ぼくは、ガードマーに手伝ってもらって問題を見つけた。

「問題:2015年ハリルジャパンのメンバーの人数は何人でしょう。」

「やっぱり見つけるのは難しくてもとくのは簡単だな。」

「そうマね。」

「答えは23人だ。」

そして光とともに「ちびだんご」とかけらすべてがあつまり仲間ももとにもどった。

「だが、まだおわりじゃないマ。神の世界にもどってSSMをたおさなきゃいけないマ。それもサッカーで。おれ、サッカーの守護神だけど、サッカーは強くないんだマ。」

「じゃあ、ぼくもいっしょにいってやるよ。」

「でも、いや、いけるマ。サッカーボールを三ヶ月ほど使えなくなるけどいいマか?」

「それくらいならいいよ」

「よし、じゃあいくマよ。」

「ついたのか」

「ついたマ。」

「おーすげー。」  

あたり一面競技場と倉庫があった。そこにはSSMがボールを用意してまっていた。

「わがはいと勝負せよ。」

「博翔、仲間にしたやつらをそうびするんだマ。」

「そんなことできるのか。まあ、できそうだからやるよ。」

ぼくはみんなをそうびした。そしてSSMとPK勝負をした。初めの三本は両方とも点を決めた。だが、四本目でSSMはシュートをはずした。そして五本目、ぼくは真剣に角度を決めてシュートを打った。そしてそのシュートは今までに打った時とはちがう速さだった。そしてボールはゴールへと入っていった。

「よっしゃー勝ったぞ。」

「やったマ。信じられないマ。世界が救われるマ。」

「これでおまえともお別れだな。」

「そうだマね。でもおれはずっと見てるから二学期もこれからがんばるマよ。」

「おまえもがんばれよ。」

「約束だ。」

「約束マ。」

「三ヶ月間はサッカーをさせないようになんとかいいわけしとくからな。」

「わかったマ。」

「ばいばいマ。」

「ばいばい。また会えるといいね。」

そして、サッカーボールが光った。気がつくと僕の部屋にいた。

「今までありがとな。ガードマー」 と言った後、ぼくは重大なことを思い出した。

 それは、

「宿題、忘れたー」。  

 『 ないしょのはなし...... 』   K.R

私は「ゆか」。小学六年生、この夏休み、ある島に行き友だちができ......。
ないしょの話!ここだけの話!言わないでよ~。
夏休み、紙しばい屋さんが来ていて、水あめを買い、紙しばいを読み始めた。3ページを読んだらあき、紙しばいをやめ、すべり台の階段を13段上がりすべった。
気がついたらトンネルの中に入っていた。出てみるとそこは未来の島だった。空を見ると車が飛んでいるし、(これは値段の高い車)、普通の車でも自動で運転もペダルを踏まなくても前に進むし、曲がる。
この自動の車は200万円。この世界でいうと2万円。それだけで買える。未来の世界とは1/100だ。だけど行先をナビに言ってから出発だ。
そこらへんを見ると家は飛んでいる。夜はなく、好きな時に寝ればいい。
3DSなんか500円で買える。と言っても私たちにとっては少し高いかもしれないけど、未来の人は500円は一円のようなもんだ。
そこである女の子に出会う。名前は「ゆあ」。
その子とすぐ仲良くなった。ゆかが、
「ゆあちゃんの家に行ってみてもいい。」
と聞いた。そうしたら、
「まあ......いいけど......。」
とゆあちゃんが言った。そうしたらまたゆかが、
「えっ!なんでいつもはあんなにテンションが高いの今だけはとってもテンションが低すぎるの?」
「え、だってだって......。」
「え、なになに?」
と会話が続くと......。
「なぜかと言うと......」
「早く教えてよ~」
「うん分かった。」
「どうしたの、どうしたの?」
「あのね、今さっきお母さんから電話があったんだけど......家がぁ」
「家がぁ?」
「火事なんだって。」
「えっ火事~~」
「大丈夫大丈夫」
「今のところ火は消えたらしいけど......。」
「あっ!」
「どうしたの?」
「宝物!」
「宝物?」
「宝物だよ!宝物!」
「宝物がどうしたの?」
「宝物が燃えたんだよ!」
「えっほんと~?」
「うん。たぶんね。」
「じゃ、一回家に帰ってみたら?」
「そうだね、そうしよう。」
家に帰った。
家を見ると家は黒こげになっていた。だけど宝物だけは別だった。パズルみたいにはなっていたけど、灰にはなっていなかった。それをすぐ集めて、宝物を直してもらうお店があるのでそこに行った。
その店は少し古い家だった。古いといっても私たちの家の比べればそれはもう高かった。その宝物が直った。ゆかはゆあちゃんに
「その宝物の中、見てもいい?」
「え~。」
「だめなの?」
「見たいなら、笑わないでよ。」
「うん、わかった。」
「なら見せてあげるよ。」
「やったーぁ!」
「じゃあ、開けるね。」
「うん、うん。わぁ~すご~い。これ全部、ゆあちゃんが書いたの?」
「うん、そうだよ。私が書いたの」
「上手だね。」
「ありがとう。」
プルルル、プルルル。 電話だ。
「もしもしお母さんどうしたの?うん、うん、うんわかった。じゃあね。」
「どうしたの?」
「あのね、家が火事になったでしょ。」
「うん。」
「だから、また新しい家を建てるだって。」
「へぇ~私行ってみたい。けど無理かぁ~」
「どうして」
「だって建てるのに、何か月もかかるでしょ。」
「いやぁ、かからないよ。」
「なんで?」
「ここは夜がないからだよ。」
「へぇ~そうなんだぁ。」
「そうだよ。」
「えっじゃあどれぐらいでできるの?」
「もうでき始めているから、あと40分くらいだと思う。」
「えっ!そうなのはっや!」
「え~遅い方だよぉ~」
「でも今の世界なんか約3カ月くらいか長ければもっとかかるよ。」
「そんなにかかるの!?でこのままゆっくり歩いて私の家に帰ればちょうどいいよ。」
ゆあちゃんの家に着いた。
「きれ~い」
二人は声を合わせて言った。
「中に入ってみようよ。」
とゆあちゃんが誘ってくれたので、
「いいよ。」
といい、一緒に入った。出てきたら
「そうだぁ」
と思い出した。
「どうしたの?」
と聞かれ、
「家に帰らないといけないの。」
「え~もう帰る~」
「うん、帰らないとお母さんに怒られるから。」
「まぁ、いっか。じゃまた来てね。約束だよ。」
「わかった。でもどうやって帰ればいいのかなぁ。」
「じゃね。また遊ぼうね。」
「あっそうか。来たときのトンネルを抜ければいいのか。」
歩いてトンネルを抜けた。  

気が付いたらすべり台の下にいた。もう夕方だった。みんないなかった。  
今日、あったことは、誰にも話していない。

                        (無題)                                     F.A

「おったぞ」  

せいきの声がした。

ぼくは布勢小学校四年生、弓道部。川遊びを仲良しのぼく・かつき、しょうき、せいきの三人でしていた。

 ぼくたち三人は、最後に「き」がつく共通点でとても仲良しだ。  

この年は水田農作業が大変だ、川の水は少ないが。ぼくたちは川で遊んだ。

そして今日も僕たちはいつものように川で魚をつかまえていた。せいきはコイを見つけたようだ。

「よっしゃ。」

ぼくはさけんだ。コイはいつも順番でもらうことになっている。

「じゃあそろそろ切り上げるか」

 しょうきがいった。

毎日毎日、魚をとるのに、毎日毎日魚がとれる。今日もバケツはコイ一匹と、二、三十匹の魚でいっぱい。

「今日は、ぼくがこのバケツを。じゃねまた明日。」  

帰りの分かれ道、僕はこう言って別れた。

「おっ、えっえっえ~~~~~」  

ぼくは思わずさけんだ。別れた道の方からしょうきとせいきの声がした。

「おいどうした」

ぼくにはそんな声は聞こえるわけもない。なぜなら川で捕まえたコイが魚をすごい勢いで食べ始めたからだ。あっけにとられて見ていると、魚を全部食べた。すると、バケツからはい出し、手や足が生えてきた。

「オオサンショウウオ!」

いや 「カメか」

するとしょうきとせいきが走ってきた。

「なんだこれ」

「あのコイが」

「なに言ってんだよ。あれがこれになるわけないだろう」

「おい、むこうに歩いていくぞ」

せいきが言った。

ぼくたちが口げんかしている間に小川の方へ歩いていた。

「ちょっとついていってみようぜ」。

半分冗談半分本気で言ってみると、

「よし行ってみるか。」

としょうきが言い返した。

「おいやだよ。冗談で言ったのに。」

ぼくが言うとせいきも、

「おれも行くぞ、かつきは行かないのか。」

二人とも走りだした。一人いかないのは嫌だったので僕もついて行った。

ぼくが行くのは嫌だったのは、ぼくの家に伝わる言葉が、

『王の使者、物に化けし 水に戻りし もとに戻りし』

という言葉があった。  

すごい勢いで泳ぐのでみんなは本気で走った。するとこいつをつかまえた川にきた。

 いつのまにかコイに戻っていた。するとある所で急に曲がって戻っていった。目では見れないのでもぐってみることにした。せいきは残って、ぼくとしょうきはゴーグルを取りに行った。

戻ってもぐっていると、なにか穴があった。ぼくはそこらへんの棒を突っ込んでみた。暗くてよく見えない。次は、手を入れることにした。じゃんけんで負けたぼくは勇気を出して入れてみる。すると(ぐにゃ)という触感。と思った瞬間に、

「お~~~。」

と声がして、穴に引っ張られた。水の中でぶくぶく。しょうきとせいきは気づかない。しゃべろうとしても空気が出ていく。体全体引っ張られて、

「ぷはっ」  

空気が吸えた。

すごく暗いところだった。その先に、光が見える。そこへ歩いていくと足元に光がある。  

そこにはあのコイがいるのだ。上手な言葉で

「よ。来たな。私は主の使者だ。」

と言われ、あの言葉は本当だったと思った。  

すると実に大きなオオサンショウウオが座っている。10mはある。そのオオサンショウウオが川の主なのだ。その主が低い声で話してくる。

「お前は人間だな。私たち川の生物の中で、ある問題がある。それを助けてはくれぬか。」  

と言ってきた。

それは僕たちが魚をつかまえるからかと思い、ぞくっとした。でも魚がつかまえられなくないといないから、

「はいその問題ぼくが解決しましょう。」

と言ってしまった。  

すると主が低くゆっくりと話し始めた。

「その問題はな、水不足だ。水がなくて魚たちは大変なのだ。」  

そのころぼくの町の田んぼは水がなく水不足で大変だったのを思い出した。

「では、何をすればいいですか。」

「そうじゃそのチビを連れて天の雨神に雨をふらすよう頼んでこい。そして、そこの神社の大きなくすの木には植物の神がいる。その人もつれていけ。できるかな。」

「はい、頑張ってみます。きみはなんて呼べばいいのかな。チビでいいか。」

「ぼくの名前は、チビ?」

「じゃ行こう」

チビに出口を案内してもらい、地上に出た。チビもオオサンショウウオの姿になりそこの神社に行った。そのくすの木にはお地蔵さまがまつってある。ぼくはひざまずいて

「植物の神様どうかわたしに力を貸してください。」

すると植物の神様は出てきた。

するとゆっくり話し始めた。

「話は川の主から聞いた。この木は天に続いている。だがその間には邪悪な悪者たちがいる。そいつを倒して、天に昇らないといけない。それができるかな。」

「はい。」

「ならこの剣をあげよう。この剣は、世界で一番大きい木で作った剣。この剣さえあればだいたいの悪者は、やっつけられる。だが最後におるドラゴンはこんな剣じゃ倒せない。そのためにはこの弓を与えよう。一回しか引けないから考えろ。あ、私は手がないからな。代わりに君がやってくれ。できるかな。」

「では剣と弓をわたしにください」

「では、あなたにこれを預ける。」  

それは、細い細い刀と小さい弓だった。これで戦えるのかと思ったが、くすの木を登り始めた。植物の神の後にはつるや枝などで階段ができた。

ぼくの後ろのチビが歩くとその階段が消えた。くすの木の一番上に行くとそこからは、植物のつるが生えていた。すごく太かった。でも少しジャックと豆の木みたいだった。またここも階段を植物の神が作ってくれた。ぼくは少し足が痛くなった。雲の上は、踏んだら少し沈んだ。歩いた後は足跡がはっきりついた。と思った瞬間、

「バァサ、バァサ。」

たかだった。体長は10mもあった。

ぼくは木の剣を一振り、すると衝撃波でたかの羽に傷が。

「すげー。」  

細い剣だと思ったら、なんという強さ。こうなれば簡単にぼくはたかを倒した。なんだ、雲の上の悪者なんてすごく弱い。これなら簡単、と思い進んでいくと雨神に会えた。

「あの~」

と話しかけた。すると、

「こいつを倒せば話を聞いてやる」

と言われた。すると、

「ははっはぁ」

竜が出てきた。そこでまたぼくは剣を一振り、衝撃波が出たもののよけられた。ぼくは続けて何回も振ると、やっとひと傷しっぽにあたった。チビが言った。

「おいあの竜の頭見ろよ。」

見てみると赤いダイヤ型のものがあった。

「なんですか。」

「あれがあいつの弱点だ。」

ぼくはぞくっとした。ぼくは弓道部に入っているので、的あてには自信がある。だが動いているものはあてたことがない。一回であてれるか不安だった、するとチビと植物の神が、

「ぼくたちが動きを止める。その間にあてる。できるか。」

「頑張ってみます。」

 するとチビは剣を持って植物の神は、植物で竜に立ち向かう。ぼくは弓をかまえた。

「今だ。」

 急に言われぼくはうつことができなかった。次のチャンスは外さないように集中力を高める。

「今だ。」  

ぼくは矢をはなった。(シュ~~~)と音がした。ぼくは目をつぶった。

「バァン」

竜にささったにぶい音、ぼくは目を開けた。その矢は竜の弱点にささった。

「よっしゃ。」

次の瞬間、竜が倒れた。すると、

「うむ、なんという強さ。用を聞こう。」

雨神がしゃべりだした。ぼくは言った。

「雨が少なくて農作物が作れなくて大変です。川に水がなくて魚たちが大変です。どうか雨の恵みをお願いします。」

「うむ。   は雨が少ないのか。よし。   の水を増やしておく。だがその木の剣をおれにくれ。」

「はい、よろこんで。」

ぼくはチビから剣をもらって雨神に渡した。

「ほかに用はないか」

「はい、よろしくお願いします。」  

来た道をまた帰っていった。帰りも階段を作ってその上を歩いた。  

神社につくとなんか懐かしい感じがした。 「よし主に報告に行こう。」 植物の神と別れた。 「お前、すげぇな。」 チビが言った。

「あの剣と弓のおかげだよ。」 早

く報告したくて、早歩きで歩いた。すぐに主の元に帰った。

「主、ちゃんと雨神に伝えてもらえるようにしました。」

するとゆっくり

「ありがとう人間これで君たちも私たちも安心して暮らせる。」

「お前ありがとう。」

チビが言った。チビに帰りは送ってもらった。

「じゃなチビ」

「お前こそじゃな」

「そぉ言えばお前の名前聞いてないな。」

「そうだな、おれの名前は、かつき。おれも聞いてないぞ。」

「おれは、おお太だ。」

「じゃあなまた会うときまで。」

そう言って別れた。  

家ではとても大変なことになったらしい。ぼくの家の前にはパトカーがとまっていた。すると雨が降り始めた。町のみんなが空を見上げ雨の恵みに感謝している。

「よしこれからもしょうきやせいきと魚とりができるぜ。」  

長い長い一日の物語のその雨は10日間続いたそうです。

 

ふしぎなようせい O.S  

友だちと缶けりをしていました。やっていたのは、たくやと、みちやと、つよしと、しょうじと、りゅうたろうです。
たくやは草むらで隠れていました、しばらくすると、後ろから「しくしく、しくしく」と泣く声がしました。だいぶん近づいてきます。すぐそばまでくると、たくやの背中にぶつかりました。たくやは、後ろを振り向きました。だれかが倒れているのでたくやは、
「だいじょうぶ。」
と言いました。たおれていたのはようせいでした。ようせいは起き上がり、
「私の世界を助けて。」
と言いました。
そして、ようせいのちからでふしぎワールドに行きました。すぐにふしぎ世界につきました。 そこには最強ドラゴンがいました。その近くには長老がいました。長老は
「この町を助けてくれぬか。」
と言いました。たくやは、
「分かりました。」
と応えました。長老は、
「この町のず~っと先の所に、剣と、よろいと、伝説の羽がある。」
と言いました。
たくやは出かけました。  
一つ目は、どうくつです。どうくつの中に入る時に、ようせいが、
「ちょっと待って。」 と言いました。たくやは、
「なに」
と言い普通の刀をようせいから受け取りました。
中に入りまっすぐ進むと、ドラゴン1がいました。普通の刀で倒しかけると、ようせいが、
「待って」
と言いました。たくやが待っていると、ようせいがふしぎなカプセルを出して、ドラゴン1を閉じ込めました。そして、雷をはなつ剣を取って、次に進んで行きました。  
進むと、穴が開いていました。その穴をおりると、マグマの場所に秘水のよろいがありました。そこにドラゴン2がいました。
雷をはなつ刀でひと振りしてみると、何十もの雷が落ちてきてまた。ドラゴン2をカプセルの中にしとめました。
秘水のよろいを身につけて、進むと、はしごがありました。のぼっていくと、天に近い場所まで来て、また進んで曲がってみると、伝説の羽がありました。
その近くにドラゴン3がいました。近づくと、ふつうの刀と雷をはなつ剣が光り始めて、空に上がり合体しました。そうすると、ようせいが
「それは伝説の剣、雷刀剣だわ。」
と言いました。たくやは、
「雷刀剣?」
と言いました。ようせいは、
「その雷刀剣でドラゴン3をカプセルに入れましょうね。」
と言いました。たくやは、
「はい。」
と言い、ドラゴン3をカプセルに入れるためにたくやは立ち向かいました。
ドラゴン三は切っても切っても回復しました。
そしてようせいが、
「必殺を打って」
と言い、たくやは、
「必殺?」
と聞きました。ようせいが、
「そう必殺を。いい、よく聞いてね。」
と言い、たくやが、
「分かりました。言ってください。」
と言い、ようせいが言いました。
「ランカルドラゴン切りよ」
そしてたくやも真似して
「ランカルドラゴン切り」
と言い、刀を振り落とすと、家が吹き飛ぶくらいの風が吹き、ドラゴンが飛んでいるときに、カプセルに入れて、やっとドラゴン3をしとめて伝説の羽をつけて、町に戻ろうとしました。  
一方ふしぎな世界では、最強ドラゴンが町を破壊していました。たくやは飛んできて、町に着き、最強ドラゴンの手を切ったけどまた回復して、首元も切ったけど、また生えてきました。
ようせいが、
「これじゃきりがないわ」
と言って、たくやに新しい必殺技を教えて、その必殺技を打ってもまた回復して、長老が、
「私の技を使お~」
と言って、たくやが最初に教えてもらった必殺技を打って、長老の技も打って、最強ドラゴンを倒しました。
ふしぎ救急車で最強ドラゴンは運ばれていきました。そこで長老が、
「この町を助けてもらった代わりにこの新鮮な野菜やフルーツを一緒に食わないか。」
と言い,
たくやは
「いいんですか。」
と言いました。長老が、
「いいんだ。この町を助けてもらったお礼じゃ。」
と言い、町の壊れてないところでフルーツなどを食べました。

 帰る日が来て、たくやが、
「長老、この伝説のよろい、剣、羽を返します。」
と言い、ようせいと一緒にふしぎワールドに行きました。
ふしぎワールドにいるときようせいがたくやに言いました。
「たくや町を救ってくれてありがとう。」
いつもの世界にもどりました。ようせいが
「ごめんね、たくや。今まであったこと全部忘れてもらわなきゃいけないの。」
と言いました。
たくやが、
「うん、分かった」
と言いました。
ようせいの力で忘れると、缶けりをしていた時に戻り、みちやが
「あ、たくや見っけ。」
と言い、ふつうの生活が始まりました。

  『 過去の真実 』    T.N

 

「ぼくは、小学五年生のひろゆきだ。今、かくれんぼをしているところなんだ。だけどみんな探しに来てくれないだ......。」

と言ってから、ひろゆきは眠くなり寝てしまった。 朝起きたら、そこでは七十年前に終わったはずの太平洋戦争が行われていた。ぼくと同じ年齢くらいの子どもたちが裏山にある木のかげにかくれて大人と心配な表情を浮かべていた。  

すると後ろから足音が聞こえてきた。だんだん、だんだん足音が大きくなって僕の後ろにだんだん視線を感じるようになってきた。  

そのとき、肩をポンッとだれかに叩かれた。ぼくがおそるおそる後ろを振り返ると、ぼくの妹と同じ五才くらいの女の子が立っていた。でも、妹とは違って、まほう使いのようなむらさき色の服を着て、ほうきを持っている。すると小さい声で女の子はこう言った。  

「まほう使いになってみんなを助けようよ......。」

「でもぼくはまほう使いのことはしらないよ。使うには十年修行をしないといけないって本に書いてあったよ。」

と、ひろゆきが言った。

「難しいけど、先祖から代々受けつがれてきた伝説と言われるひしょ(秘密の書)を使えば、まほうをすぐに使えるようになり、伝説と言われたまほうさえすぐに使えるようになる。だから一緒にみんなを助けようよ。」

と女の子に強く説得されて、ひろゆきは、

「わかった。そのかわり、ぼくを七十年前の世界に返してくれよ。」

と言った。 すると女の子は、

「うん、約束する。でもこの戦争を終わらせることができたのなら......。」

と言った。  

その後、さっきまできれいな黄金色の稲がたくさんあった田んぼに爆弾が落とされた。ガスがひろゆきたちの体を包むようにしてだんだん広がっていった。  

そしてぼくは、絶対にこの平和な時代を守ろうと決意し、女の子にひしょを読みあげてもらい、まほう使いになった。だからといって相手の爆弾を止めることはできない。すかさずひしょを見返してどんなまほうかを確認してみた。  

すると、

『ひしょの近くに瓶がある。その瓶の中に爆弾の力を吸収しろ。』

と書いてあった。  

ひろゆきは、爆弾に瓶を近づけてみると、ゴォーという音がして瓶の中に小さな玉が入っていた。ひしょに何が入ったか見るとそこには

『爆弾の中にある力を集めてできた玉だ。それを三つ集めると水の神様が現れる。そして水の神様とわれわれ魔法使いが力を合わせ平和な世界に戻す。』

と書いてあった。 ひろゆきは、二つ目を集めようとしたがなかなかほうきの上ではバランスが取れない。でもなんとか二つ目を集めた。  

その時、女の子が急に地面に倒れこんでしまった。ひろゆきはどうしたらいいかわからず急いで三つ目の玉を集めた。するとどこからか水の音が涼しげに聞こえてくる。だれかが雲に乗ってこちらに向かってきていることがぼくには見えた。 霧がかかって顔があまりよく見えない。相手が前に来たらぼくは水の神様のことを思い出した。すると水の神様がぼくにこう言って指示をしてくれた。

「この女の子は私にまかせて、その間にあなたは周りにまほうでバリアをはっておきなさい。」  

ぼくは、その指示に従ってまほうを使ってみた。ひしょのおかげで何も知らなかったぼくでさえ簡単にまほうを使えた。女の子は水の神様の力のおかげでだんだん体力が回復してきていた。でもその間に平和だったところがだんだん爆弾によってなくされていった。そして女の子は体力が回復しバリアをやめて水の神様と一緒に力を合わせみんなを助けることになった。

ぼくは二人のときよりもっと力が強くなった気がした。相手ももっと力を強くしてきた。ぼくたちは力を使いすぎたので最後に三人で力を合わせてひしょに書いてあった伝説のまほうをすることにした。  集めた三つの爆弾を、まほうの力でおさめ、水の神様が燃えている町へその爆弾の玉と水を神様に供えて相手を納得させるまほうを使って相手は帰っていった。そして水の神様も、もとの世界に帰っていった。ぼくたちは、子どもたちに話をして助かったということを教えた。

「ねえ、君の名前はなんていうの。」  

「ユキ。」

「そうなんだ。よかったね平和が戻って。」

「うん。」

そしてぼくは大切な約束を思い出した。

「あっ、そうだユキちゃん。あの約束覚えてる?七十年後の世界へ戻すってこと。」

「うん。さみしいけど約束だからね。」

というと、女の子はぼくにまほうをかけてくれた。すると眠気におそわれた。

 

「み~つけた!ってなんだよ、寝てたのか。つまんないの。」

うぅ~とぼくが目を開けると、周りにみんなが立っていた。ぼくは夢をみていたのかなと思ったけど、ずっと握っていた手の中に爆弾の玉があった。それからというものぼくは太平洋戦争について学び、戦争の怖さなどを世界に広める活動をすることにした。

 

   『 大きな世界 』                                                               U.S

 

 僕は、小学四年生の、強士だ。

僕は、今日、友だちの道也と川に魚を捕まえに行った。川に着いた。岩がごつごつしていた。あみを準備して、川に入ったら少し冷たくて気持ちよかった。

魚を探していると、道也に

「魚がそっちにいったぞ」

と言われて、あわててあみをかまえてつかまえようとしたが、逃げられてしまった。

「なにやってんだよ。」

と道也が言った。

「ごめん。」

とあやまったが怒っていた。

しばらく探していると、

「つかまえた。」

と道也が言いながらバケツに魚を入れていた。

(いいな) と思いながら探していると、魚を見つけて静かに後ろから近づいていくと、石に足をすべらせて、ドンッと転んでしまった。

 気がつくと岩場に倒れていた。起きると目の前に、大きな川が流れていた。

そこでは道也が怒りながら、

「強士のやつ俺をおいて帰りやがった。」

と言っていた。

「ぼくはここにいるよー。」

と言ったけど聞こえてなかった。

横を見ると大きなバケツがあった。

びっくりしたけどやっと自分が小さくなったということがわかった。

どうして小さくなったんだろう、と思って考えていると、バケツの中から

「だれか助けて。」

と聞こえてびっくりした。

(なかにだれかいるのかな) と思ってバケツの横にある石にのぼって中を見ると、魚がいた。

すると魚がこっちを見て、

「助けて」

と言ったのでびっくりしていると、

「川にかえして」

と言っていたので、石からおりて、川にかえしてあげようと思って、バケツを押したら少し動いたので、そのまま押していると、バチャッとバケツが川に落ちた。

すると、魚が僕のところにきて、

「ありがとう。おわびにぼくにできることならなんでもしてあげる。」

言われて、

「じゃあ、あそこにいる友だちにぼくのことを気づかせて。」

と言った。

「わかった。背中に乗って。」

と言われたので乗ると、泳いで道也のところまで連れてってくれた。

けど、道也は、

「魚だ。」

と言って、ぼくには気づかず追いかけてきた。

魚がびっくりして逃げて、僕は魚から落ちてしまった。

 気がつくと、岩場に倒れていて、目の前に道也がいて、

「大丈夫か。」

と言っていて、大きさが戻っていて、 (戻った) と思っていると、道也が、

「帰ろうと思ったら岩場に倒れていてびっくりしたよ。」

と言っていたので、

「ごめん。」

と言っていると、川で魚がこっちを見ていたので、

(さっきの魚かな) と思っていると、道也が、

「強士早く帰るぞ。」

と言ったので、魚に、

「ありがとう。」

と言って道也のもとに走っていった。

 

 2学期に、児童文学作家である廣田衣世さんにお出でいただき、「しまねの文化芸術体験事業」を実施しました。廣田さんは「蓮の奥出雲戦記 ヤマタノオロチ復活」など、本県を題材とした作品を多く書いておられます。

高学年の子供たちは、廣田さんのお話をお聞きした後、「とっておきの不思議なお話を書こう」という課題に取り組みました。

本ブログにて、その作品を紹介したいと思います。長文のものもありますが、引き込まれると思います。

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  『 不思議なパソコン室 』      I.U

 

  「え~!パソコン室で着がえるんですかー。」

「パソコン室の電源が急につくからいやだなあ。」

「急いで着がえよう。」 (みんなが慌てて着がえる)

「よし!着がえ終わった。お先にー。」

「あ、あ、ちょっとまってー」 (みんながどんどん着がえ終わって出ていく)

 「よし。ようやく着がえ終わった。」

そしてパソコン室を出ようとした。その時、

『パチ』

と音がした。

僕が振り向くとパソコンの電源がついていたのだ。僕はびっくりしてパソコン室を出ようとした。が、画面に何か書いてあるのが見えた。

近くによってちょっとさわってみると、パソコンが急に話しかけてきた。

「こんにちは。」

「わー。」

僕はびっくりして腰を抜かした。

すると、

「僕の名前は『パコ』。」

と言った。そして、

「君、どこか行ってみたい場所ない?」

と聞かれた。

僕は考えた。そして、

「ドイツに行きたい。」

と言った。するとパコがパスワードを入れて、と言った。僕は早く行きたくて急いで入れてしまった。6318だ。

 

 気がつくとドイツに着いていた。僕はうれしくて、

「いえーい。」

とさけんだ。

ドイツではおいしい料理をたくさん食べたり、たくさん遊んだり、サッカーの試合を観戦したりした。

サッカーの試合を見て相手のゴールキーパーが大活躍していた。そこで僕はあのゴールキーパーからゴールをうばいたいなあと思った。

 僕はそろそろ帰りたくなってきた。そしてパスワードを入れようとした。

その時!僕はパスワードを忘れてしまったことに気がついた。僕は

「68……」

までは覚えているんだけどと思いながらパスワードを打ち始めた。

四回目まで失敗して五回目を打とうとしたその時僕はパコが言っていたことを思い出した。

パコは、

「五回まちがえたらロックがかかるよ。」

と言っていた。

僕はどうしようか考えた。だけど頭になにもいい考えがうかんでこない。

すると口から一つの言葉が出てきた。

「サッカーの神様助けてー。」

と言った。

すると空からボールが落ちてきた。かと思うと目の前にサッカーの神様と呼ばれていた名ゴールキーパーがいた。

その人は、今日試合で活躍していたゴールキーパーのお父さんだった。でももう亡くなってしまったのにどうしてここにいるんだろうと思った。

するとそのサッカーの神様に、

「おれはパスワードを知っている。教えてほしいならおれと今からPKで勝負しろ。」

と言われた。

ルールは僕が三本けって一本でも決められたらパスワードを教えてもらえる。

さっそく始まった。

まずは一本目。力いっぱいけった。でもそのボールはゴールをこえていってしまった。

次は二本目だ。ゴールキーパーの届かないところにけろうとした。決まったと思った。だけどその直後に『ガーン』という大きな音が響いた。クロスバーにあたった。僕はがっかりした。

次を外したら家には帰れない。

 次は三本目だ。僕はボールをセットした。助走を取って大きく深呼吸をした。それからボールに力を込めて思い切りけった。ボールはゴール右すみに飛んだ。少し反応が遅れゴールキーパーも右に飛んだ。でも手が届かず『パサ』っとネットが揺れた。

ゴールを決めたのだ。

僕は緊張から解放され、たおれそうになった。するとサッカーの神様が、

「よくおれからゴールをうばえたな。よし!パスワードを教えてやろう。パスワードは6318だ。」

と教えてくれた。

僕はお礼を言ったかと思うとその場で倒れてしまった。

 

気がつくとそこはパソコン室だった。僕は夢かな?と思った。

だけど手には、ゴールを決めたボールを持っていた。