とっておきの不思議なお話 18

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 『 川遊び 』  O.R

 

 利は六年生です。あるとき、利は先輩後輩同級生といっしょに野球をしていました。野球のボールが川に落ちたので、利は川にボールを取りに入っていきました。落ちたボールはだんだん下流に流れていって、それを利は先輩後輩同級生といっしょに探しに行きました。

ボールは斐伊川で拾いました。それで利や先輩後輩同級生は、いっしょにそこで泳いだりさかなをとったりしました。 利たちが水を飲んだ拍子に、利の体はみるみるうちに小さくなって、もう一回小さくなって、一㎝ほどになってしまいました。

「あれ?なんだかおかしいぞ」。  

上流から利の体より大きい魚が泳いできました。そのとき利は魚に食べられてしまいました。飲み込まれた利は、魚の腹の中を歩き、探検しました。魚の腹の中にはたくさんの魚がいて、利は腹の中の魚を食べました。ほかのみんなは、利が小さくなって魚に食べられているとは思っていませんでした。その間に他の先輩後輩同級生はみんなでボールをとったけど、またボールを川に落としてしまってみんなで探していました。でも、ボールはなかなか見つかりませんでした。

そうすると、ボールが見つかりました。先輩後輩同級生は喜びました。でも、利がいないことに気づいて、利を一生けん命に探し始めました。飲み込まれた利は、魚の腹の中をくすぐりました。そうすると魚がくしゃみをして、利は魚がくしゃみをした瞬間に飛び出しました。

利を探していた先輩後輩同級生は、利が魚の口から飛び出してきたのでびっくりしました。利は、魚の口から出ると、斐伊川の水をいくら飲んでも治りませんでした。みんなといっしょにまた野球をし始めました。でも利は大きくならないので水道の水を飲みました。そうしたら少しだけ利の体は大きくなってきて、でも元の大きさにはなりませんでした。それでまた水道の水を飲んでも利の体は変わりませんでした。そこで、利は水道水じゃなくて八代川の水を飲みました。その水を飲むと少しずつ大きくなっていきました。

でも、元の利の体にはまだまだもどりませんでした。そうしたら、またボールが川に落ちました。それを利たちは川に拾いに行きました。そうしたら落ちたボールはすぐ拾えました。そうしたら、利たちはどこにいるか分かりませんでした。

そこは地ごくでした。利は地ごくでしかられました。しかられたのは、魚の腹の中に入って、魚の腹の中にいた魚は金色の魚だったからです。えんまがボールをあやつり落としました。それを拾うとえんま大王のところにつれて行かれました。そこには、お湯がわかしてあるなべがありました。金色の魚を食べたものは地ごくに連れて行くので金色の魚を食べたらいけません。

だけど、利は知らずに金色の魚を食べてしまい、えんま大王のところに連れて行かれ、そのなべの中に入れて地ごくに落としてしまうところだったのです。そのなべに利は入れられてしまいました。そこの湯は六十度でした。

そこで利はだんだん大きくなって、元の体になりました。それで、えんま大王がびっくりして自分が入ると、湯は百度になっていてえんま大王は水につかりました。

でも利はいつまでも入っていました。それで、利は先輩後輩同級生を呼んで、いっしょになべの湯につかっていました。

本当は地ごくに行くところじゃなくて、そこは温泉だったのです。利は着がえをもってなかったので、着ていたものを着ようとすると、しゅんかんいどうして自分の家や先輩後輩同級生の家に行って着がえをしました。  

ボールがあって野球をしていたところにもどって来ました。

それで利はみんなといっしょに楽しく野球をしました。